内容紹介：２０１２年の大統領選で２期目を迎えたバラク・オバマ大統領。近年米国が置かれている政治的、経済的、社会的状況を踏まえて、１期目の内政及び外交上の課題を問い直し、オバマ政権と米国の今後の行方を検討する手がかりを提供する。　内容：バラク・オバマ大統領論　．　二〇〇八年の大統領選挙　．　二〇一〇年の中間選挙　．　「スーパーＰＡＣ」の活動と実態　．　米国大統領選の仕組みと行方　．　二〇一二年大統領選とＭ・ロムニー共和党候補　．　オバマ政権一期目の実績と課題　．　ティーパーティー運動　．　米国における「ウォール街占拠」運動　．　オバマ政権の「アジア軸足」外交　．　ネブラスカ州の一院制議会　．　東日本大震災・日米関係・浦安市　．　米国社会とオバマ政権の行方
もくじ情報：第１部　オバマ大統領と国政選挙（バラク・オバマ大統領論；二〇〇八年の大統領選挙―オバマＶＳ．マケイン；二〇一〇年の中間選挙　ほか）；第２部　オバマ政権論（オバマ政権一期目の実績と課題；ティーパーティー運動―アメリカ政治の新方向？；米国における「ウォール街占拠」運動―“直接民主制”による意思決定　ほか）；第３部　補論（ネブラスカ州の一院制議会―その特色と課題；東日本大震災・日米関係・浦安市）

藤本　一美(フジモト　カズミ)
１９４４年青森県に生まれる。１９７３年明治大学大学院政治経済研究科博士課程修了。現在、専修大学法学部教授、日本臨床政治学会理事長。専攻は政治学、米国政治、日本政治（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）