もくじ情報：第１部　草地農業の多面的機能と支援政策（多面的機能の定義、政策措置及び経済評価；我が国における草地生態系の特徴と牧畜の多面的機能；ＥＵにおける草地農業のもつ多面的機能の特徴と支援政策；ＥＵにおける入会放牧地の多面的機能の特徴と地域的支援の取組；ＥＵにおける農業環境支払制度と草地農業のもつ多面的機能の保全）；第２部　アニマルウェルフェアと市民的価値（放牧を加味したアニマルウェルフェア畜産の実現；動物とのふれあいによる癒しの創出―ふれあいファームにおけるアニマルウェルフェアの実践；国内草資源を利用した新たな和牛肉生産と消費選好分析―Ｑ　Ｂｅｅｆの挑戦；ペットの癒し効果による人間の厚生水準の向上―ドッグランに関する需要分析）

矢部　光保(ヤベ　ミツヤス)
九州大学大学院農学研究院教授。食料・環境・エネルギーの相互関連を考慮した農業・農村政策を中心に、生物多様性、バイオマス、アメニティの経済評価などの研究を行っている。農林水産省農林水産政策研究所、ジョージア大学、ロンドン大学客員研究員など経て現職。博士（農学）。論文・著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）