内容紹介：古筆見による筆者の鑑定の当否や、書写年代、お宝品としての価値など、一枚の古筆切でも様々な観点から愉しめる。編著者架蔵の古筆切の写真と、１１名の専門家による解説を見開き頁で紹介する、古筆切の楽しみ方ハンドブック。
もくじ情報：古筆切の基礎知識；勅撰集と古筆切（飛鳥井雅経―今城切（古今集）；藤原清輔―四半切（古今集）　ほか）；私撰集と古筆切（藤原為家―四半切（万葉集）；三条公忠―四半切（拾遺抄）　ほか）；私家集と古筆切（慈円―烏丸殿切（貫之集）；寂然―大富切（具平親王御集）　ほか）；物語と古筆切（京極為兼―四半切（伊勢物語）；東常縁―四半切（伊勢物語）　ほか）

田中　登(タナカ　ノボル)
関西大学教授。愛知県生まれ。専攻は和歌文学・古筆学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）