マインドフルネスストレス軽減法等で脚光を浴びている瞑想に、武術（空手・太極拳）の動きを取り入れたオリジナルのエクササイズを紹介。呼吸と身体に意識を向けるこの方法は、思考の暴走（マインドワンダリング）を抑え、ストレスをため込むことを防ぎ、心身の真の解放を促してくれる。ただ座って行う瞑想はじつは非常に難しいが、この方法は武術の動きを取り入れているので呼吸と身体に意識を向けやすく、かつ、武術的な動きにもふれることができる。１００点を超える図版も理解をうながしてくれる。

１日数分のエクササイズがしなやかな心と身体を作りだす！！空手と太極拳の呼吸や動きを取り入れたまったく新しいマインドフルネス瞑想。
もくじ情報：第１章　マインドワンダリング―過去と未来をさまよう；第２章　マインドフルネス―今ここにある；第３章　瞑想―「からだ」で「こころ」を調える；第４章　武術―呼吸と身体と意識をつなぐ；第５章　武道家―マインドフルに生きる；第６章　基本ワーク；第７章　応用ワーク；付録　もっと深めたい人へのブックガイド

湯川　進太郎(ユカワ　シンタロウ)
１９７１年愛知県名古屋市生まれ。１９９４年早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修卒業。１９９９年筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。筑波大学人間系准教授、博士（心理学）、空手道糸東流六段（摩文仁賢榮第二代宗家より允許）、糸東流空手術稔真門師範。専門は身体心理学、感情心理学、東洋思想文化論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）