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出版社名:KADOKAWA
出版年月:2018年10月
ISBN:978-4-04-107585-2
292P 15cm
トロッコ・一塊の土/角川文庫 あ2-10
芥川龍之介/〔著〕
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中期の名作「トロッコ」や芥川文学の転機と言われる「一塊の土」など21編 写実の奥を描いたと激賞される「トロッコ」、一つの事件に対する認識の違い、真実の危うさを冷徹な眼差しで綴った「報恩記」、芥川文学の転機と言われる農民小説「一塊の土」ほか中期の名作21編を収録。
中期の名作「トロッコ」や芥川文学の転機と言われる「一塊の土」など21編 写実の奥を描いたと激賞される「トロッコ」、一つの事件に対する認識の違い、真実の危うさを冷徹な眼差しで綴った「報恩記」、芥川文学の転機と言われる農民小説「一塊の土」ほか中期の名作21編を収録。
内容紹介・もくじなど
今年八つになる良平は、鉄道の敷設工事で行き来するトロッコが面白くて仕方がない。ある日、見知らぬ若い男達とともにトロッコを押す機会を得た良平だったが…(「トロッコ」)。倅を亡くしたお住は、毎日畑へ出て男勝りに稼ぐ嫁、お民に敬意を感じている。だが、いつしか「稼ぎ病」に取り憑かれたお民の存在がお住を苦しめるようになり…(「一塊の土」)。表題作の二篇をはじめ、芥川の転機となる中期の二十一篇を収録。
今年八つになる良平は、鉄道の敷設工事で行き来するトロッコが面白くて仕方がない。ある日、見知らぬ若い男達とともにトロッコを押す機会を得た良平だったが…(「トロッコ」)。倅を亡くしたお住は、毎日畑へ出て男勝りに稼ぐ嫁、お民に敬意を感じている。だが、いつしか「稼ぎ病」に取り憑かれたお民の存在がお住を苦しめるようになり…(「一塊の土」)。表題作の二篇をはじめ、芥川の転機となる中期の二十一篇を収録。
著者プロフィール
芥川 龍之介(アクタガワ リュウノスケ)
明治25(1892)年東京生まれ。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。大正5(1916)年に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博す。後年は、厭世的人生観に拠った作品を手がけ、また小説の「筋」をめぐり谷崎潤一郎との文学論争に至った。昭和2(1927)年、「ぼんやりした不安」から睡眠薬自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
芥川 龍之介(アクタガワ リュウノスケ)
明治25(1892)年東京生まれ。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。大正5(1916)年に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博す。後年は、厭世的人生観に拠った作品を手がけ、また小説の「筋」をめぐり谷崎潤一郎との文学論争に至った。昭和2(1927)年、「ぼんやりした不安」から睡眠薬自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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