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出版社名:彩流社
出版年月:2020年1月
ISBN:978-4-7791-2625-3
226P 21cm
ジャーナリズムなき国の、ジャーナリズム論
大石泰彦/編著
組合員価格 税込 2,574
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内容紹介・もくじなど
日本の「マスコミ」に、権力の監視など期待できるのか?この国の特異な報道のありようを分析し、その根底にある制度的・構造的な矛盾を浮き彫りにする。日本では「取材の自由」は法的に保障されていない。したがってこの国における「取材」は権力側からの便宜供与に立脚してのみ可能となり、必然的にマスコミは権力の統治機構の一アクターになり果てる。それでも、この国に「ジャーナリズム」を見出すこと、未来に向かってそれを構築することは可能なのか?これまでのメディア論には存在しなかった新しい視座を提示。
もくじ情報:問題提起 「取材の自由」のない国で、いま起きていること;第1部 ジャーナリズム研究という不幸―ないものを、…(続く
日本の「マスコミ」に、権力の監視など期待できるのか?この国の特異な報道のありようを分析し、その根底にある制度的・構造的な矛盾を浮き彫りにする。日本では「取材の自由」は法的に保障されていない。したがってこの国における「取材」は権力側からの便宜供与に立脚してのみ可能となり、必然的にマスコミは権力の統治機構の一アクターになり果てる。それでも、この国に「ジャーナリズム」を見出すこと、未来に向かってそれを構築することは可能なのか?これまでのメディア論には存在しなかった新しい視座を提示。
もくじ情報:問題提起 「取材の自由」のない国で、いま起きていること;第1部 ジャーナリズム研究という不幸―ないものを、あるかのごとく(イデオロギーとしての取材報道の自由―問題提起をうけて;フェイクの時代に「取材の自由」を論ずる虚無と絶望;「ジャーナリストの自由」の不在が意味するもの;「ジャーナリズム」という日本語のトリセツ―「マスコミ」の消滅はジャーナリズムの消滅を意味しない;日本「マスコミ」はジャーナリズムではない―その虚構と擬制の構造);第2部 ジャーナリストという不幸―非在の職業を生きる悲惨と栄光(記者が総社畜化した時代;人材マネジメントの改革なくして未来はない;「男磨き」の「マスコミ」を離脱、ワセダクロニクルの創刊へ;竜宮城からの脱出)
著者プロフィール
大石 泰彦(オオイシ ヤスヒコ)
青山学院大学法学部教授。1961年生まれ。関西大学助教授、東洋大学教授などを経て現職。専門分野はメディア倫理・メディア法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大石 泰彦(オオイシ ヤスヒコ)
青山学院大学法学部教授。1961年生まれ。関西大学助教授、東洋大学教授などを経て現職。専門分野はメディア倫理・メディア法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)