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出版社名:講談社
出版年月:2020年10月
ISBN:978-4-06-521452-7
373P 16cm
数奇伝/講談社文芸文庫 たAM1
田岡嶺雲/〔著〕
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内容紹介・もくじなど
著作のほとんどが発禁となったことで知られる叛骨の思想家。思わぬ病を得て歩行の自由を失い、余命の長からぬことを悟った彼が「生きながらの屍の上に自ら撰せる一種の墓誌」とすべく語る生い立ちは、まさに「数奇」というほかはない。幼少期に目にした土佐の民権運動、大阪や東京での勉学の日々、作州津山での灼熱の恋と別れ、ジャーナリズムの夜明けから大陸への渡航へ、従軍、筆禍での下獄…。近代日本人の自叙伝中の白眉。
もくじ情報:すなわち凡人伝なり;記憶に遺れる幼時;臆病なりし少時;無言無形の伴侶;自由民権論の感化;郷関を出づ;病蓐の五年;水産伝習生;初恋;平凡な学校生活;銷魂記;自業自得の落魄;滬上の一年;従軍;始…(続く
著作のほとんどが発禁となったことで知られる叛骨の思想家。思わぬ病を得て歩行の自由を失い、余命の長からぬことを悟った彼が「生きながらの屍の上に自ら撰せる一種の墓誌」とすべく語る生い立ちは、まさに「数奇」というほかはない。幼少期に目にした土佐の民権運動、大阪や東京での勉学の日々、作州津山での灼熱の恋と別れ、ジャーナリズムの夜明けから大陸への渡航へ、従軍、筆禍での下獄…。近代日本人の自叙伝中の白眉。
もくじ情報:すなわち凡人伝なり;記憶に遺れる幼時;臆病なりし少時;無言無形の伴侶;自由民権論の感化;郷関を出づ;病蓐の五年;水産伝習生;初恋;平凡な学校生活;銷魂記;自業自得の落魄;滬上の一年;従軍;始めて家あり;獄に下る;生のひこばえ;死の滅び;戦争と新聞;天鼓乱打;姑蘇の二年;病の衰え;足のなえ;痾を養う;終に病む
著者プロフィール
田岡 嶺雲(タオカ レイウン)
1870・11・21~1912・9・7。明治時代の評論家、漢学者、ジャーナリスト。本名佐代治、別に栩々生と号す。土佐国(高知県)生まれ。若くして自由民権運動の影響を受け、文学に親しむ。水産伝習所を経て、帝国大学文科大学漢学科選科卒業。投書雑誌『青年文』を主宰し、樋口一葉や泉鏡花を早くから評価。教員を経て『萬朝報』『中国民報』などの記者や主筆をつとめ、幸徳秋水らとまじわる。北清事変に記者として従軍、反戦的記事に健筆をふるう。また、雑誌『天鼓』などで反資本主義、女性解放をとなえた。社会主義的評論の先駆者であり、著作のほとんどが発禁となったことで知られる(本データはこ…(続く
田岡 嶺雲(タオカ レイウン)
1870・11・21~1912・9・7。明治時代の評論家、漢学者、ジャーナリスト。本名佐代治、別に栩々生と号す。土佐国(高知県)生まれ。若くして自由民権運動の影響を受け、文学に親しむ。水産伝習所を経て、帝国大学文科大学漢学科選科卒業。投書雑誌『青年文』を主宰し、樋口一葉や泉鏡花を早くから評価。教員を経て『萬朝報』『中国民報』などの記者や主筆をつとめ、幸徳秋水らとまじわる。北清事変に記者として従軍、反戦的記事に健筆をふるう。また、雑誌『天鼓』などで反資本主義、女性解放をとなえた。社会主義的評論の先駆者であり、著作のほとんどが発禁となったことで知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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