もくじ情報：第１章　現状の学校教育において学習者に求められる能力（教科汎用的能力の必要性；学習方略研究の概観；本性のまとめ）；第２章　学習方略の教科横断的検討（目的；研究１：特定教科場面における学習方略の使用頻度および有効性の認知；第２章のまとめ）；第３章　具体例の生成が宣言的知識の符号化を促進する認知過程について（例生成という学習に着目する必要性；例生成がもつ学習効果についての理論的説明；本章から明らかになった検討すべき課題）；第４章　例生成と例呈示の比較検討（研究３：例生成研究に用いる材料作成；研究４：例生成が用語名と定義の学習に与える影響；研究５　関連語の生成が新奇語と日本語の対連合に与える影響；研究６　具体語の生成が新奇語と抽象度の高い日本語の対連合に与える影響）；第５章　全体的考察（実践的かつ教科汎用的な学習方略としての例生成；教育心理学および認知心理学における例生成の意義；本論文の限界と今後の展望）

押尾　恵吾(オシオ　ケイゴ)
２０１２年３月早稲田大学人間科学部卒業。２０１８年９月法政大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。現在、東京学芸大学次世代教育研究推進機構特任助教。博士（心理学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）