一般企業で実践されているマネジメント・システムを医療機関に導入できるのか？ＢＳＣの導入、部門別原価計算の実施、「経営理念」を浸透させること、医療版経営品質賞の獲得、財務重視の戦略の実行等を検証。また、アンケート調査による分析結果を明らかにする。
もくじ情報：第１章　医療機関におけるマネジメント・システムの実態把握；第２章　病院経営における経営理念の役割；第３章　医療機関へのマネジメント・システムの導入研究；第４章　療養型病院のＢＳＣ導入とその課題―ベトレヘムの園病院の事例研究；第５章　医療機関における部門別原価計算の活用実践；第６章　日本版医療ＭＢ賞を利用した病院マネジメント―元気会横浜病院の事例研究；第７章　日本の病院における財務的マネジメント・システムの重要性―コンサルティングの現場視点での考察；第８章　医療機関におけるマネジメント・システムのアンケート調査

伊藤　和憲(イトウ　カズノリ)
専修大学商学部教授、博士（経営学）。玉川大学工学部講師、助教授、教授を経て現職。日本公認会計士協会学術賞（２０１５年）、日本管理会計学会文献賞（２０１５年）、日本原価計算学会著作賞（２０１５年）を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）