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出版社名:朝日新聞出版
出版年月:2022年9月
ISBN:978-4-02-251861-3
270P 19cm
キッズ・アー・オールライト
丸山正樹/著
組合員価格 税込 1,584
(通常価格 税込 1,760円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:NPO法人「子供の家」の代表で、虐待・差別・体罰・貧困といった子供の人権救済活動に関わっている河原はある日、SNS上で〈このままだとあたし おばあちゃんころしちゃうかも〉【NAGOYA JK】というヤングケアラーと思しき書き込みを見つける。河原は組織を手伝う少女・うさこを通じて発信元の子に連絡を取ろうと試みるが――。  また繁華街で「パパ活」などを仕切る半グレ集団に対して睨みを利かせている男・通称シバリはある日、街角で少年たちから襲われていた日系ブラジル人四世の少年・ダヴィを助ける。彼は日本生まれ日本育ちだが、周囲は彼を「ガイジン」と呼ぶ。「オレはニッケイ。ニホン人でもブラジル人でも…(続く
内容紹介:NPO法人「子供の家」の代表で、虐待・差別・体罰・貧困といった子供の人権救済活動に関わっている河原はある日、SNS上で〈このままだとあたし おばあちゃんころしちゃうかも〉【NAGOYA JK】というヤングケアラーと思しき書き込みを見つける。河原は組織を手伝う少女・うさこを通じて発信元の子に連絡を取ろうと試みるが――。  また繁華街で「パパ活」などを仕切る半グレ集団に対して睨みを利かせている男・通称シバリはある日、街角で少年たちから襲われていた日系ブラジル人四世の少年・ダヴィを助ける。彼は日本生まれ日本育ちだが、周囲は彼を「ガイジン」と呼ぶ。「オレはニッケイ。ニホン人でもブラジル人でもない。でもこの国でしか生きられん」日本社会から排除された日系ブラジル人たちが群れ住む団地を訪れたシバリは、ダヴィを学校に行かせるために、グループの男と対決をする――。そしてそれぞれの人生が交わる時――この国の片隅で確かに生きている、声なき子どもたちの声を聞け。傑作社会派エンタメ小説。
子供たちからのS.O.Sが聞こえる。ストリートに生きる日系ブラジル人の少年。介護に追い詰められるヤングケアラーの少女。不器用な、「見えない存在」である彼らを、今日も見守る大人たちがいる。
著者プロフィール
丸山 正樹(マルヤマ マサキ)
1961年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専修卒業後、シナリオライターとして活動。2011年松本清張賞に応募した、「ろう者」を主題としたミステリ『デフ・ヴォイス』で作家デビュー。以後、社会的に「見えない存在」に焦点を当て、創作を続ける。22年、「身体障害」を主題とした『ワンダフル・ライフ』が「読書メーター OF THE YEAR 2021」総合第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
丸山 正樹(マルヤマ マサキ)
1961年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専修卒業後、シナリオライターとして活動。2011年松本清張賞に応募した、「ろう者」を主題としたミステリ『デフ・ヴォイス』で作家デビュー。以後、社会的に「見えない存在」に焦点を当て、創作を続ける。22年、「身体障害」を主題とした『ワンダフル・ライフ』が「読書メーター OF THE YEAR 2021」総合第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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