内容紹介：動乱の幕末・維新から、藩閥政治の明治期、政党政治が高まった大正期を経て、前半は軍部と戦争に覆われ、後半は高度成長から成熟に向かった昭和期、政権交代の平成期、そして岸田政権誕生の令和の現代までを、全15章に濃縮。気鋭の政治史研究者7人が集結し、新たに書き下ろした、簡潔で要点を押さえた日本近現代史のエッセンス。索引、歴代首相一覧付き。
もくじ情報：西洋の衝撃と幕末の動乱；明治政府の成立と「近代化」の道；政変と内乱の明治；憲法の制定、議会の開設；日清戦争と立憲政友会の成立；日露戦争と桂園時代；条約改正交渉史；米騒動と第一次世界大戦；関東大震災と普通選挙法；協調外交の挫折と孤立への道；陸軍の権力闘争と太平洋戦争；占領から講和へ；高度成長の時代；成熟社会から新自由主義へ；「改革」の時代とその帰結

門松　秀樹(カドマツ　ヒデキ)
１９７４年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学、博士（法学）。現在、東北公益文科大学公益学部准教授。専攻、日本政治論、日本政治史・行政史