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出版社名:リベルタス出版
出版年月:2023年3月
ISBN:978-4-905208-13-6
221P 22cm
理性と実存 五つの講義/リベルタス学術叢書 12
カール・ヤスパース/著 越部良一/訳
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内容紹介・もくじなど
キルケゴールとニーチェに対峙し、カント以来の伝統である「理性」を新たに引き受け、あらゆる思考の束縛を突破する「包越者」を説く、ヤスパース哲学の代表作。本書は、キルケゴールとニーチェの生きる根本姿勢を抉り出すことによって、その対立を表面的なものとする。また、カント以来の伝統である「理性」を、「実存」という見かけ上正反対のものと連関させる。その「理性」は、あらゆる有限な対象的思考を超越して「包越者」を開明し、すべての人との交わりを求めてゆくという、西洋哲学史上、新たな局面を開くものである。
もくじ情報:第1講 現在の哲学的状況の由来(キルケゴールとニーチェの歴史的な意義)(歴史的回顧―現在の状況;…(続く
キルケゴールとニーチェに対峙し、カント以来の伝統である「理性」を新たに引き受け、あらゆる思考の束縛を突破する「包越者」を説く、ヤスパース哲学の代表作。本書は、キルケゴールとニーチェの生きる根本姿勢を抉り出すことによって、その対立を表面的なものとする。また、カント以来の伝統である「理性」を、「実存」という見かけ上正反対のものと連関させる。その「理性」は、あらゆる有限な対象的思考を超越して「包越者」を開明し、すべての人との交わりを求めてゆくという、西洋哲学史上、新たな局面を開くものである。
もくじ情報:第1講 現在の哲学的状況の由来(キルケゴールとニーチェの歴史的な意義)(歴史的回顧―現在の状況;キルケゴールとニーチェ ほか);第2講 包越者(哲学的論理学の意味について。―包越者への問い。包越者の二つの様態。―哲学することのこの根本問題についての、歴史的な回顧。;我々であるものとしての包越者 現存在、意識一般、精神 ほか);第3講 伝達され得ることとしての真理(包越者の広さから交わりによる結び付きへ。―人間と動物の比較。―交わりにおける真理。;我々である包越者における伝達 ほか);第4講 理性的な思考の優位と諸限界(思考の優位についての問い;理性的な非論理 ほか);第5講 現在の哲学することの諸可能性(キルケゴールとニーチェによってもたらされた情勢。―課題 例外に直面して例外としてでなく哲学すること。;理性と哲学的論理学 ほか)
著者プロフィール
越部 良一(コシベ リョウイチ)
1961年生れ、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、法政大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
越部 良一(コシベ リョウイチ)
1961年生れ、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、法政大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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