内容紹介：同盟を結んだ異民族クルムの軍勢を従え、ついに瑞燕国に帰還した雪媛。神力で朔辰軍の侵攻を退けたという噂は都にも届き、民衆は神女の加護に沸いていた。皇帝の証である玉璽を持つ碧成を捕らえた環王は、雪媛に使者を送り自分を正式な皇帝として祝福せよと求めるが、「真の皇帝は天の下にただ一人である」と冷たく拒絶されてしまう。焦った環王は都中の尹族を捕らえるよう命じ、雪媛を都へ呼び寄せるべく画策するが！？　中華逆行転生譚、激動の最終局面！
同盟を結んだ異民族クルムの軍勢を従え、ついに瑞燕国に帰還した雪媛。神力で朔辰軍の侵攻を退けたという噂は都にも届き、民衆は神女の加護に沸いていた。皇帝の証である玉璽を持つ碧成を捕らえた環王は雪媛に己を正式な皇帝として祝福せよと求めるが、冷たく拒絶されてしまう。焦った環王は都中の尹族を捕らえるよう命じ、雪媛を都へ呼び寄せるべく画策するが！？

白洲　梓(シラス　アズサ)
『最後の王妃』で２０１５年度ノベル大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）