発達障害＝神経発達症。脳神経内科医が「こころの解剖学」を使って発達障害を解明し、新たな診断・治療システムの構築を宣言する。
もくじ情報：第１章　脳神経内科医が、発達障害の治療に参入！；第２章　脳の進化を手がかりに、神経発達症治療法を開発する！；第３章　先天的？後天的？ストレスと神経発達の関係から治療法を探る！；第４章　医療を卒業してもらうための医療を提供する！；第５章　発達障害の原因を突き止め、治療する！；第６章　治らないという考え方はついに治るのか？

田中　伸明(タナカ　ノブアキ)
鹿児島大学医学部卒業。脳神経内科専門医。若き日より難病対応の志を抱き、学生時代、研修医時代、国内・国外で東洋医学を学ぶ。神経内科専門医取得後、諏訪中央病院の医局長として地域医療に従事、その業績により厚生労働省で２１世紀医療システム創りに参加する。その後マッキンゼー日本支社・インターンとしてマネジメント、経営学を学ぶ。４０歳で心身に不調を感じ、人生の方向性を大きく変え、会津大学理工学部、日本大学工学部、京都産業大学経営学部の教授として医学に加え科学、哲学、経営学を研究する。その成果を社会に還元するために、ビジネスパーソンのためのベスリクリニック・グループを創設する。ビジネスパーソンのうつ・適応障害に対して、ベスリメソッドを開発し、治療効果を上げている。そのベスリメソッドを「治らない」とされている発達障害へ適応し、新しい診断・治療、社会システムを創りたいと考えている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）