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出版社名:KADOKAWA
出版年月:2024年2月
ISBN:978-4-04-113668-3
275P 15cm
筆のみが知る 幽霊絵師火狂/角川文庫 こ19-8
近藤史恵/〔著〕
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:大きな料理屋「しの田」のひとり娘である真阿(まあ)。十二のときに胸を病んでいると言われ、それからは部屋にこもって、絵草子や黄表紙を読むばかりの生活だ。あるとき、「しの田」の二階に、江戸では有名な絵師の火狂(かきょう)が居候をすることになる。そっと二階を訪れた真阿は、本名・興四郎というその男の語り口に、人間的な魅力を感じる。「怖がらせるのが仕事」という彼だが、怖い絵を描くだけではなく、ほかの人には見えないものが見えているようだ--。絵の犬に取り憑りつかれた男、「帰りたい」という女の声に悩む旅人、誰にも言えない本心を絵に込めて死んだ姫君……。幽霊たちとの出会いと、その切ない心残りを知るこ…(続く
内容紹介:大きな料理屋「しの田」のひとり娘である真阿(まあ)。十二のときに胸を病んでいると言われ、それからは部屋にこもって、絵草子や黄表紙を読むばかりの生活だ。あるとき、「しの田」の二階に、江戸では有名な絵師の火狂(かきょう)が居候をすることになる。そっと二階を訪れた真阿は、本名・興四郎というその男の語り口に、人間的な魅力を感じる。「怖がらせるのが仕事」という彼だが、怖い絵を描くだけではなく、ほかの人には見えないものが見えているようだ--。絵の犬に取り憑りつかれた男、「帰りたい」という女の声に悩む旅人、誰にも言えない本心を絵に込めて死んだ姫君……。幽霊たちとの出会いと、その切ない心残りを知ることで、生きているという実感のなかった真阿の気持ちに変化が起きる。静かな感動を呼ぶ8篇を収録。
料理屋のひとり娘である真阿は、病弱で部屋にこもりがちだ。そんな中、有名な幽霊絵師・火狂が店に居候することになり、真阿は彼を訪ねて話をするようになる。大柄で悠然とした火狂は、人には見えないものが見えるようだ。彼のもとには、絵に関する奇妙な悩みが集まってくる。犬の悪夢に怯える男、「帰りたい」という声に悩む巡礼者、手放しても戻ってくる絵―2人は、その謎を解き明かしていく。熱く静かな感動を誘う絵画ミステリ。
著者プロフィール
近藤 史恵(コンドウ フミエ)
1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。93年『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞して作家デビュー。以来、細やかな心理描写を軸にした質の高いミステリ作品を発表し続ける。2008年『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
近藤 史恵(コンドウ フミエ)
1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。93年『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞して作家デビュー。以来、細やかな心理描写を軸にした質の高いミステリ作品を発表し続ける。2008年『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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