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出版社名:KADOKAWA
出版年月:2024年6月
ISBN:978-4-04-082441-3
279P 18cm
恐竜大陸中国/角川新書 K-454
安田峰俊/〔著〕 田中康平/監修
組合員価格 税込 950
(通常価格 税込 1,056円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:世界一の恐竜大国、その実態世界の恐竜研究史を塗り替えた羽毛恐竜の化石や琥珀漬けの恐竜の尾「EVA」など、革命的な発見は中国で相次いできた。単純な化石の発見数も既にアメリカを抜いており、世界一の恐竜大国となっている。日中戦争や文化大革命をはじめとした動乱の影響や盗掘・密売の横行など、一筋縄ではいかぬ国で世紀の発見や研究はどの様に行われたのか。研究の最前線と、それを取り巻く中国社会の歴史と現状まで、恐竜事情を初めて網羅する。習近平の名前を冠した恐竜は現れてしまうのか? 発掘・研究は国家と対峙する時がある■農民夫婦、裏山から掘り出した化石を14年間守る■羽毛恐竜、中国共産党幹部の名前を付け…(続く
内容紹介:世界一の恐竜大国、その実態世界の恐竜研究史を塗り替えた羽毛恐竜の化石や琥珀漬けの恐竜の尾「EVA」など、革命的な発見は中国で相次いできた。単純な化石の発見数も既にアメリカを抜いており、世界一の恐竜大国となっている。日中戦争や文化大革命をはじめとした動乱の影響や盗掘・密売の横行など、一筋縄ではいかぬ国で世紀の発見や研究はどの様に行われたのか。研究の最前線と、それを取り巻く中国社会の歴史と現状まで、恐竜事情を初めて網羅する。習近平の名前を冠した恐竜は現れてしまうのか? 発掘・研究は国家と対峙する時がある■農民夫婦、裏山から掘り出した化石を14年間守る■羽毛恐竜、中国共産党幹部の名前を付けられる■中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生■ドラえもんでおなじみのあの恐竜が見つかるまで■重い政治問題と続々と見つかる化石と。新疆ウイグル自治区の恐竜 etc【目次】はじめに恐竜の基礎知識--本編に進む前に第1章 中国恐竜最新事情--恐竜の常識を変えた「羽毛恐竜」は中国で見つかったコラム1 中国恐竜の命名ルールと珍名恐竜第2章 レジェンド中国恐竜秘話--『ドラえもん』でも有名な中国恐竜たちコラム2 中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生第3章 中国人の大発見ーー化石は意外な局面で見つかるコラム3 化石盗掘の暗い影と中国恐竜研究の混乱第4章 中華全土、恐竜事情--新疆・チベットでもマイナーな町でも化石は出るコラム4 台湾と香港で恐竜の化石は見つかるか?第5章 中生代中国の「海と空」の生き物たちーー中国では翼竜や首長竜の化石も見つかるコラム5 「世紀の大発見」をものにした恐竜オタク博士の光と闇 おわりに参考文献
世界の恐竜研究史を塗り替えた羽毛恐竜の化石や琥珀漬けの恐竜の尾「EVA」など、革新的な発見は中国で相次いできた。発見された恐竜の種類も既にアメリカを抜いており、世界一だ。日中戦争や文化大革命をはじめとした動乱に盗掘・密売の横行と、一筋縄ではいかぬ国で世紀の発見や研究はどの様に行われたのか。その最前線と、それを取り巻く社会の歴史と現状まで、中国恐竜事情を初めて網羅する。
もくじ情報:第1章 中国恐竜最新事情―恐竜の常識を変えた「羽毛恐竜」は中国で見つかった(「恐竜には羽毛があった」。世界的大発見と盗掘の闇“シノサウロプテリクス”;名前1文字の飛行恐竜、化石の怪しげな発見の経緯“イ” ほか);第2章 レジェンド中国恐竜秘話―『ドラえもん』でも有名な中国恐竜たち(戦時下で化石を掘り出された「古参恐竜」、現在も研究継続中“ルーフェンゴサウルス”;ドラえもんでおなじみのあの恐竜が見つかるまで“マメンチサウルス” ほか);第3章 中国人の大発見―化石は意外な局面で見つかる(農民夫婦、裏山から掘り出した化石を14年間守る“宝峰龍”;農村インフルエンサーが裏山で謎の足跡を見つけたら“エウブロンテス アノモエプス グララトール” ほか);第4章 中華全土、恐竜事情―新疆・チベットでもマイナーな町でも化石は出る(襲いくるオオカミと高山病、過酷な環境から見つかるチベットの恐竜たち“モンコノサウルス チャンドゥサウルス”;山東省諸城市にいたティラノサウルスとトリケラトプスの祖先たち“ズケンティラヌス シノケラトプス” ほか);第5章 中生代中国の「海と空」の生き物たち―中国では翼竜や首長竜の化石も見つかる(中生代の中国の空を舞った生き物たち“ズンガリプテルス ダルウィノプテルス”;首が短い「淡水に住む」首長竜“ビシャノプリオサウルス” ほか)
著者プロフィール
安田 峰俊(ヤスダ ミネトシ)
1982年滋賀県生まれ。紀実作家。主に中華圏をフィールドとし、恐竜好きが高じて本作に取り組む。立命館大学人文科学研究所客員協力研究員。立命館大学文学部史学科東洋史学専攻卒業後、広島大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2018年に『八九六四「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)で第5回城山三郎賞、19年に第50回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
安田 峰俊(ヤスダ ミネトシ)
1982年滋賀県生まれ。紀実作家。主に中華圏をフィールドとし、恐竜好きが高じて本作に取り組む。立命館大学人文科学研究所客員協力研究員。立命館大学文学部史学科東洋史学専攻卒業後、広島大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2018年に『八九六四「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)で第5回城山三郎賞、19年に第50回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞

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