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出版社名:丸善出版
出版年月:2024年6月
ISBN:978-4-621-30979-7
184P 19cm
ジェンダーとLGBTQの哲学/未来世界を哲学する 第5巻
神島裕子/責任編集 小手川正二郎/〔ほか〕著
組合員価格 税込 2,376
(通常価格 税込 2,640円)
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内容紹介・もくじなど
ボーヴォワールが『第二の性』で新しい概念の登場を予感させて以降、20世紀の哲学はジェンダー論の展開・受容に大きく舵を切った。だがなお、私たちの認識にはジェンダーをめぐる不正義があり、学問にも性差別が残っている。こうした問題は思想・実践の力によって少しずつ解決されてはいるものの、20世紀には表在していなかったLGBTQという観点によって、よりいっそう複雑化している。性の多様性に対して哲学は何を言えるのか。これは21世紀の重要な問いのひとつである。
もくじ情報:第1章 ジェンダーが問い直す哲学―「尊重しあう愛」は可能か(哲学とジェンダー;身体;愛);第2章 ジェンダーをめぐる認識的不正義―マスメデ…(続く
ボーヴォワールが『第二の性』で新しい概念の登場を予感させて以降、20世紀の哲学はジェンダー論の展開・受容に大きく舵を切った。だがなお、私たちの認識にはジェンダーをめぐる不正義があり、学問にも性差別が残っている。こうした問題は思想・実践の力によって少しずつ解決されてはいるものの、20世紀には表在していなかったLGBTQという観点によって、よりいっそう複雑化している。性の多様性に対して哲学は何を言えるのか。これは21世紀の重要な問いのひとつである。
もくじ情報:第1章 ジェンダーが問い直す哲学―「尊重しあう愛」は可能か(哲学とジェンダー;身体;愛);第2章 ジェンダーをめぐる認識的不正義―マスメディアの企業風土と組織の証言的不正義(個人が犯す証言的不正義;組織が犯す証言的不正義 ほか);第3章 性差をめぐる科学研究の落とし穴―統計学をいかに使いこなすか(能力に性差はあるか?算数・数学のテストを例に;統計学と心理学 ほか);第4章 LGBTQの人々が「自分らしく生きる」ということ―性のポリティクスから多様性の哲学へ(不可視化された差別と生きづらさ;差別を助長しかねない?―LGBT法 ほか)
著者プロフィール
神島 裕子(カミシマ ユウコ)
立命館大学総合心理学部教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。研究テーマは、現代正義論とケイパビリティ・アプローチ
神島 裕子(カミシマ ユウコ)
立命館大学総合心理学部教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。研究テーマは、現代正義論とケイパビリティ・アプローチ

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