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出版社名:イカロス出版
出版年月:2024年8月
ISBN:978-4-8022-1483-4
385P 21cm
夜戦 日露戦争と世界大戦の夜間水上戦闘1904~1944
ヴィンセント・P.オハラ/原著 トレント・ホーン/原著 本吉隆/訳
組合員価格 税込 2,970
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内容紹介・もくじなど
駆逐艦、水雷艇といった快速の水上艦艇が、夜間、洋上において敵艦隊を攻撃した戦例は、日露戦争の劈頭、日本海軍がロシア旅順艦隊を襲撃した旅順港攻撃を嚆矢とする。夜の暗闇を利用して「小よく大を制す」戦法は、その後、日本・イギリス・アメリカ・ドイツ・イタリアの各国海軍で磨きが掛けられ、魚雷、探照灯、無線機、レーダーといった装備が開発・改良されるとともに、戦術、ドクトリンが洗練されていった。各国は多くの失敗や敗北を乗り越えて新しい技術や戦技を身に付け、第一次大戦の英仏海峡、第二次大戦の地中海、太平洋戦争のソロモン諸島等にて激戦を繰り広げる。本書では「夜戦」を軸に、20世紀前半の戦争における水上戦闘の起源…(続く
駆逐艦、水雷艇といった快速の水上艦艇が、夜間、洋上において敵艦隊を攻撃した戦例は、日露戦争の劈頭、日本海軍がロシア旅順艦隊を襲撃した旅順港攻撃を嚆矢とする。夜の暗闇を利用して「小よく大を制す」戦法は、その後、日本・イギリス・アメリカ・ドイツ・イタリアの各国海軍で磨きが掛けられ、魚雷、探照灯、無線機、レーダーといった装備が開発・改良されるとともに、戦術、ドクトリンが洗練されていった。各国は多くの失敗や敗北を乗り越えて新しい技術や戦技を身に付け、第一次大戦の英仏海峡、第二次大戦の地中海、太平洋戦争のソロモン諸島等にて激戦を繰り広げる。本書では「夜戦」を軸に、20世紀前半の戦争における水上戦闘の起源と発展を紐解いていく。アメリカの海軍史研究家、ヴィンセント・P・オハラ、トレント・ホーン著・編纂『Fighting in the Dark』の邦訳版。
もくじ情報:序章;第1章 暗闇の中でまごつきながら―日露戦争/1904年~1905年;第2章 挫折した戦術構想 ドイツ海軍と夜間戦闘―ドイツ海軍/1914年~1916年;第3章 英海軍における夜戦戦術と海上戦闘の発展―英海軍/1916年~1939年;第4章 強いられた戦いの中で―イタリア海軍/1940年~1943年;第5章 どうすればそんなにうまくいくんだ?―日本海軍/1922年~1942年;第6章 究極の勝利者―米海軍/1942年~1944年;第7章 「顎」水域の制圧―駆逐艦による夜間戦闘とイル=ド・バ沖海戦―英加独海軍/1943年10月~1944年6月
著者プロフィール
オハラ,ヴィンセント・P.(オハラ,ヴィンセントP.)
過去16冊の本に関与した経験を持つ、カリフォルニア州チュラビスタ在住の海軍史研究者にして作家、共同執筆者および編集者。各種の雑誌や機関誌でも執筆を行っており、その中で2015年度にNaval Institute Press(出版社)における年間最優秀の執筆者として名が挙げられている
オハラ,ヴィンセント・P.(オハラ,ヴィンセントP.)
過去16冊の本に関与した経験を持つ、カリフォルニア州チュラビスタ在住の海軍史研究者にして作家、共同執筆者および編集者。各種の雑誌や機関誌でも執筆を行っており、その中で2015年度にNaval Institute Press(出版社)における年間最優秀の執筆者として名が挙げられている