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出版社名:鹿島出版会
出版年月:2024年12月
ISBN:978-4-306-04719-8
57P 18×24cm
サヴォワ邸の明るい時
ジャン=フィリップ・デローム/絵 ジャン=マルク・サヴォワ/文 戸田穣/訳
組合員価格 税込 1,980
(通常価格 税込 2,200円)
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内容紹介・もくじなど
1929‐30年にル・コルビュジエによって建設された世界的に有名なサヴォワ邸は20世紀建築を象徴する建物となった。しかし、この郊外住宅を注文したピエール・サヴォワとウジェニー・サヴォワとはどのような人物だったのだろうか。どうして彼らはル・コルビュジエに依頼したのだろうか。彼らが「明るい時」と呼んだこの住まいでどのような生活を彼らは送ったのだろうか。ジャン=マルク・サヴォワは彼らの孫にあたる。歴史的な資料と家族の思い出にもとづいてジャン=マルクが語るのは、この邸宅とそこに暮らした人たちの物語だ。さまざまな理由から家族の記録は多く残されていなかった。そして以前からこの建物に魅了されてきたジャン=フ…(続く
1929‐30年にル・コルビュジエによって建設された世界的に有名なサヴォワ邸は20世紀建築を象徴する建物となった。しかし、この郊外住宅を注文したピエール・サヴォワとウジェニー・サヴォワとはどのような人物だったのだろうか。どうして彼らはル・コルビュジエに依頼したのだろうか。彼らが「明るい時」と呼んだこの住まいでどのような生活を彼らは送ったのだろうか。ジャン=マルク・サヴォワは彼らの孫にあたる。歴史的な資料と家族の思い出にもとづいてジャン=マルクが語るのは、この邸宅とそこに暮らした人たちの物語だ。さまざまな理由から家族の記録は多く残されていなかった。そして以前からこの建物に魅了されてきたジャン=フィリップ・デロームが―彼自身がここで暮らしたような気持ちで―17のイラストによってこの住宅での生活を再発明する。戦争中には接収され、農業開発で改修され、最後には世界中の建築家による運動とアンドレ・マルローの支援によって破壊を免れ、ユネスコの世界遺産にも登録されたこの建物は、いまでもその魅力とその幻惑する力とをそのまま守り続けている。