ようこそ!
出版社名:報知新聞社
出版年月:2025年5月
ISBN:978-4-8319-0182-8
287P 19cm
人生のスコアボード 選手、監督、経営者として逆境を味方にする我喜屋優 聞き書き
我喜屋優/著 丹村智子/著
組合員価格 税込 1,782
(通常価格 税込 1,980円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:沖縄の小さな漁村で生まれ育った僕が、高校から本格的に始めた野球で海を渡り、指導者として母校に戻ってきて18年目になりました。野球部の監督として5人の部長、コーチらと育成にあたるとともに、学校の理事長として経営にも携わっています。高校時代に沖縄県勢として初めて甲子園ベスト4に入ったことでノンプロの道が拓けたのですが、僕にとって本当の野球人生は、社会人3年目で飛ばされた先の北海道から始まりました。南国育ちの青年が深い雪に覆われた北の大地に降り立った時の絶望感といったら。忘れられません。ですがそこで雪国のハンデを乗り越えて力を付けたことが自信となり、都市対抗で北海道勢初の日本一という結果も…(続く
内容紹介:沖縄の小さな漁村で生まれ育った僕が、高校から本格的に始めた野球で海を渡り、指導者として母校に戻ってきて18年目になりました。野球部の監督として5人の部長、コーチらと育成にあたるとともに、学校の理事長として経営にも携わっています。高校時代に沖縄県勢として初めて甲子園ベスト4に入ったことでノンプロの道が拓けたのですが、僕にとって本当の野球人生は、社会人3年目で飛ばされた先の北海道から始まりました。南国育ちの青年が深い雪に覆われた北の大地に降り立った時の絶望感といったら。忘れられません。ですがそこで雪国のハンデを乗り越えて力を付けたことが自信となり、都市対抗で北海道勢初の日本一という結果もついてきました。オーナー企業の経営不振による休部という憂き目にも遭いましたが、拾ってもらった関連企業では人事や経営に関わり、その経験が今の学校運営に生かされています。いま学校では、運動部に所属する生徒たちも含めて英検を受けてもらっています。なぜ英検なのかって? 海に囲まれた沖縄の子どもたちは、いずれここを出る時が来ます。受験や就職試験でも英語は必要とされますし、僕もいろいろな所へ行きましたが、英語をもっと勉強しておけば世界がより広がったと思うからです。僕にとって、野球選手としては静岡や北海道で出会った異種目のアスリートや、キューバやハワイでの国際経験が成長につながる知識やヒントを与えてくれました。北海道への転籍のように、逃げ出したくなることもありましたが、立ち向かっていくうちにのめり込み、いつの間にかライバルと逆転していたということもありました。逆に成功はその場限りのものです。スポーツでも勉強でも、自信は努力の積み重ねから生まれます。高校野球なら甲子園という目標に向かって突き進むのはいいのですが、どうしても挫折する時はやってきます。正解が分からない問題に立ち向かっていくには、気持ちを切り替える精神力や行動力が求められます。こうした人生を戦い抜く力、本当の意味での自信を身に付けるためには、若い時に立ち止まったり寄り道したりして、その都度自分で気付き、考えることが大切だと考えています。進むべき道がわからず、もがく渦中にある時は誰しもが悩み、不安になります。それでも人生は進んでいきます。時につまずきながらも何かを学び取り、明るく気持ちを切り替えて次の回に臨んできた僕の「人生のスコアボード」が、何かのヒントになれば幸いです。
もくじ情報:第一章 慰霊の日に生まれて;第二章 夢への扉を叩く;第三章 戦後の鬱屈と興南旋風;第四章 虎の穴 社会人野球;第五章 やりがいと重責 指導者の道;第六章 故郷へ 興南旋風をもう一度;第七章 春夏連覇への道のり;第八章 連覇達成の余波も乗り越え
著者プロフィール
丹村 智子(ニムラ トモコ)
大阪・堺市出身。大学卒業後の1998年に報知新聞社入社。退社後は南米サッカーの強さの秘訣や貧困の現場を知ろうとボリビアで2年間のボランティア活動をする。現地では九州にルーツを持つ日系人との交流を通じて戦後日本と移民の歴史に関心を持つ。帰国後は西日本新聞社に入社。運動部でサッカー、野球を中心に取材し、高校野球担当として2010年の興南高校甲子園春夏連覇に立ち会う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
丹村 智子(ニムラ トモコ)
大阪・堺市出身。大学卒業後の1998年に報知新聞社入社。退社後は南米サッカーの強さの秘訣や貧困の現場を知ろうとボリビアで2年間のボランティア活動をする。現地では九州にルーツを持つ日系人との交流を通じて戦後日本と移民の歴史に関心を持つ。帰国後は西日本新聞社に入社。運動部でサッカー、野球を中心に取材し、高校野球担当として2010年の興南高校甲子園春夏連覇に立ち会う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

同じ著者名で検索した本