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出版社名:講談社
出版年月:2025年5月
ISBN:978-4-06-539433-5
575P 19cm
〈世界史〉の哲学 現代篇2/アメリカというなぞ
大澤真幸/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:近代の後に、そして近代の延長線上に大きな断絶が現れることを主題とした「現代篇1」ではフロイトからファシズムまでを論じた。次に探求すべきは「アメリカ」なるものの歴史的な意味は何かである。熱心なキリスト教国でありながら冒涜的なまでに世俗的、平等を強く唱えながら差別的人種主義が根深く残る。トランプが体現する逆説のアメリカ。どう成立し、いかなる論理と原理によって存立しているのか?アメリカ的なものへの過激な批判者ハイデガーがどうしてナチスに加担したのか、という問いから考察していく。
熱心なキリスト教国でありながら冒涜的なまでに世俗的、平等を強く唱えながら差別的人種主義が根深く残る。トランプが体…(続く
内容紹介:近代の後に、そして近代の延長線上に大きな断絶が現れることを主題とした「現代篇1」ではフロイトからファシズムまでを論じた。次に探求すべきは「アメリカ」なるものの歴史的な意味は何かである。熱心なキリスト教国でありながら冒涜的なまでに世俗的、平等を強く唱えながら差別的人種主義が根深く残る。トランプが体現する逆説のアメリカ。どう成立し、いかなる論理と原理によって存立しているのか?アメリカ的なものへの過激な批判者ハイデガーがどうしてナチスに加担したのか、という問いから考察していく。
熱心なキリスト教国でありながら冒涜的なまでに世俗的、平等を強く唱えながら差別的人種主義が根深く残る。トランプが体現する逆説のUSA。どう成立し、いかなる論理と原理によって存立しているのか?
もくじ情報:〈ナチスを支持した/アメリカを批判した〉哲学者;キリスト教の国の奇妙な振る舞い;消えない人種主義;愛するがゆえに殺す;アメリカにおける「始まりの行為」;千年王国論の回帰―その謎;神義論の転回;神(God)とお金(Gold);古代ローマというモデル;アメリカのアイデンティティの二つの源泉?;秘儀的/公儀的な教え;メタユートピア;アメリカン・(ル)ネサンスの二本の縒り糸;開花した資本主義から見返すと;アメリカ独自の哲学の出現;「知っている神」と「探偵」;喪失としての獲得;「道徳的選択」が不可能になるとき;資本主義の終焉?;アフロオプティミズム;ハイデガーの〈政治=哲学〉なぜナチズムに加担した?
著者プロフィール
大澤 真幸(オオサワ マサチ)
1958年、長野県松本市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。思想誌『THINKING「O」』主宰。2007年『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大澤 真幸(オオサワ マサチ)
1958年、長野県松本市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。思想誌『THINKING「O」』主宰。2007年『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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