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出版社名:中央経済社
出版年月:2025年6月
ISBN:978-4-502-53831-5
476P 22cm
保守主義の計測
大日方隆/著
組合員価格 税込 6,336
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内容紹介・もくじなど
本書が主題とする条件付保守主義の計測にかんして、巷間広まっているBasuモデルを疑うことから、本書の研究はスタートする。条件付保守主義の計測手法は、「株式リターンを被説明変数、会計利益を説明変数とする価値関連性(Value Relevance)の研究」をふまえつつ、被説明変数と説明変数を入れ替えるところから始まった。Basu論文の公表からすでに四半世紀が経っているが、私はこの間、一度たりともBasuモデルによる条件付保守主義の計測に納得したことがない。Basuモデルによる計測値はバイアスの影響を受けている。このバイアスの正体をつきとめたことが、本書をまとめる重要な契機となった。
もくじ情報:序…(続く
本書が主題とする条件付保守主義の計測にかんして、巷間広まっているBasuモデルを疑うことから、本書の研究はスタートする。条件付保守主義の計測手法は、「株式リターンを被説明変数、会計利益を説明変数とする価値関連性(Value Relevance)の研究」をふまえつつ、被説明変数と説明変数を入れ替えるところから始まった。Basu論文の公表からすでに四半世紀が経っているが、私はこの間、一度たりともBasuモデルによる条件付保守主義の計測に納得したことがない。Basuモデルによる計測値はバイアスの影響を受けている。このバイアスの正体をつきとめたことが、本書をまとめる重要な契機となった。
もくじ情報:序章 本書の概要;1 BasuモデルによるOLS推定値の歪み(Basuモデルにおける条件付保守主義の前提;Basuモデルに批判的な先行研究 ほか);2 屈折した回帰線とバイアス(ノイズのある独立変数;Skewedノイズの影響―歪んだ鏡 ほか);3 Basuモデルの妥当性(問題意識と研究主題;構造方程式モデルによる反応係数の推定 ほか);4 保守主義の計測(問題意識と研究主題;先行研究の問題点(その1) ほか)
著者プロフィール
大日方 隆(オビナタ タカシ)
1990年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。2008年東京大学大学院経済学研究科教授となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大日方 隆(オビナタ タカシ)
1990年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。2008年東京大学大学院経済学研究科教授となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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