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出版社名:岩波書店
出版年月:2025年7月
ISBN:978-4-00-061711-6
217P 19cm
体験者「ゼロ」時代の戦争責任論
宇田川幸大/〔ほか〕著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:戦後八〇年、戦争体験者がほぼ亡くなるという新たな状況が生じつつある。体験者の声が遠くなるなか、いかに戦争責任を問う議論を継承し、発展させていくことができるだろうか。これまで議論を牽引してきた世代、そして現代的観点から批判的更新を図る若い世代による徹底討議を中心に、未来へ向けて戦争責任論の可能性を開く。
戦後八〇年を迎え、アジア太平洋戦争の体験者が「ゼロ」となる日が近づきつつある。体験者なき時代において、日本の戦争責任を問うてきた議論を受け継ぎ、よる普遍的なものとして未来に繋げていくために―。これまで議論を牽引してきた世代と、これからの議論を担う世代による四つの論考と二つの討議から、戦…(続く
内容紹介:戦後八〇年、戦争体験者がほぼ亡くなるという新たな状況が生じつつある。体験者の声が遠くなるなか、いかに戦争責任を問う議論を継承し、発展させていくことができるだろうか。これまで議論を牽引してきた世代、そして現代的観点から批判的更新を図る若い世代による徹底討議を中心に、未来へ向けて戦争責任論の可能性を開く。
戦後八〇年を迎え、アジア太平洋戦争の体験者が「ゼロ」となる日が近づきつつある。体験者なき時代において、日本の戦争責任を問うてきた議論を受け継ぎ、よる普遍的なものとして未来に繋げていくために―。これまで議論を牽引してきた世代と、これからの議論を担う世代による四つの論考と二つの討議から、戦争責任論の過去・現在・未来を問い直す。世界各地に戦禍が広がる時代において、戦争責任論はなにを成しうるだろうか?
もくじ情報:第1章 戦争責任論の意義と今後―近現代日本における戦争責任論の展開から(宇田川幸大);第2章 討議(1)戦争責任論が問うてきたこと(宇田川幸大;内海愛子;金ヨンロン;芝健介);第3章 ドイツの戦争責任問題への一視角(芝健介);第4章 戦争責任・戦後責任・植民地責任―市民運動の視点から―(内海愛子);第5章 討議(2)体験者「ゼロ」時代の戦争責任論のために(宇田川幸大;内海愛子;金ヨンロン;芝健介);第6章 「戦争責任」「戦後責任」を捉え直す―体験者「ゼロ」時代の「責任」―(金ヨンロン)
著者プロフィール
宇田川 幸大(ウダガワ コウタ)
1985年神奈川県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。日本現代史専攻。中央大学商学部准教授
宇田川 幸大(ウダガワ コウタ)
1985年神奈川県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。日本現代史専攻。中央大学商学部准教授