ようこそ!
出版社名:中央公論新社
出版年月:2025年8月
ISBN:978-4-12-207694-5
307P 16cm
文章教室/中公文庫 や80-1
八木義徳/著
組合員価格 税込 1,188
(通常価格 税込 1,320円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:あの名作中の名文はなぜ心に残るのか。「雪国」から「板極道」まで全72篇を、最後の文士とよばれた著者が小説家ならではの視点で読み解く。〈解説〉蜂飼耳
「してヤラれた」と思った『雪国』の冒頭。生きている文章の書き手、志賀直哉。さりげない文体の名人、井伏鱒二。繰り返し読んで飽きない『陰翳礼讃』―。最後の文士とよばれた芥川賞作家が、多種多様なスタイルの名文を小説家ならではの視点で読み解き、すぐれた文章とはいかなるものかを綴る。読書案内にして名文鑑賞の書。
もくじ情報:自然のエロス―川端康成『雪国』;生き物の死―志賀直哉「城の崎にて」;感覚とモンタージュ―横光利一『上海』;思想と感情―夏目漱石…(続く
内容紹介:あの名作中の名文はなぜ心に残るのか。「雪国」から「板極道」まで全72篇を、最後の文士とよばれた著者が小説家ならではの視点で読み解く。〈解説〉蜂飼耳
「してヤラれた」と思った『雪国』の冒頭。生きている文章の書き手、志賀直哉。さりげない文体の名人、井伏鱒二。繰り返し読んで飽きない『陰翳礼讃』―。最後の文士とよばれた芥川賞作家が、多種多様なスタイルの名文を小説家ならではの視点で読み解き、すぐれた文章とはいかなるものかを綴る。読書案内にして名文鑑賞の書。
もくじ情報:自然のエロス―川端康成『雪国』;生き物の死―志賀直哉「城の崎にて」;感覚とモンタージュ―横光利一『上海』;思想と感情―夏目漱石『草枕』;光と影―谷崎潤一郎『陰翳礼讃』;ある死生観―尾崎一雄「虫のいろいろ」;死の凝視―芥川龍之介『或阿呆の一生』;詩美的感覚―梶井基次郎「檸檬」;性の描写―山本周五郎『青べか物語』;油絵的文体―有島武郎「生れ出づる悩み」;水彩画的文体―永井龍男「粗朶の海」;非情の眼―丹羽文雄『鮎』;抑制と恥じらい―伊藤整『若い詩人の肖像』;ユーモアとペーソス―井伏鱒二「山椒魚」;典型的自画像―太宰治『人間失格』;切腹の描写―三島由紀夫「憂国」;広島・原爆の日―原民喜『夏の花』;戦場の死と生―大岡昇平『俘虜記』;死に至る挑戦―島木健作「赤蛙」;庭を見る―井上靖「日本の美と心」〔ほか〕
著者プロフィール
八木 義〓(ヤギ ヨシノリ)
1911(明治44)年、北海道室蘭市生まれ。小説家。38年、早稲田大学文学部仏文科卒業。横光利一に師事。満州理化学工業に入社し大陸に渡る。44年に『劉廣福』を発表、その芥川賞受賞を出征中の中国湖南省で知る。復員後、空襲で焼死した妻子を偲ぶ『母子鎮魂』、自伝的作品『私のソーニャ』などを発表。77年『風祭』で読売文学賞、88年日本芸術院恩賜賞、90年菊池寛賞を受賞。1999(平成11)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
八木 義〓(ヤギ ヨシノリ)
1911(明治44)年、北海道室蘭市生まれ。小説家。38年、早稲田大学文学部仏文科卒業。横光利一に師事。満州理化学工業に入社し大陸に渡る。44年に『劉廣福』を発表、その芥川賞受賞を出征中の中国湖南省で知る。復員後、空襲で焼死した妻子を偲ぶ『母子鎮魂』、自伝的作品『私のソーニャ』などを発表。77年『風祭』で読売文学賞、88年日本芸術院恩賜賞、90年菊池寛賞を受賞。1999(平成11)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

同じ著者名で検索した本