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出版社名:青垣出版
出版年月:2026年10月
ISBN:978-4-434-38384-7
189,6P 21cm
餅とケガレ 餅をめぐる不可解な民俗
木村成生/著
 
組合員価格 税込 1,287円
(通常価格 税込 1,430円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:今、なぜ餅の民俗か。食べないのに餅を焼く。餅に墨をつける。餅を投げる。土に埋める。餅をめぐる民俗にはこのように「ヘン」な「不可解」なことが多い。神棚、祭壇に供えられる神聖な餅と、その一方でぞんざいに、とても丁寧とはいえないあつかいを受ける餅がある。それにもかかわらず、些細なこと、些末なこととみられたのか、これまで疑問視されることが少なかった。伝統的な民俗の衰退とともに、すでに多くは消滅したか、わかりやすい形では見えなくなってしまった。民俗学者の柳田国男は吉事にも凶事にも、どちらにも用いられる餅の多面性や、小正月の訪問者が餅を貰い歩くこと、沖縄の餅の使い方は本土とはかなり違うことなど、…(続く)
内容紹介:今、なぜ餅の民俗か。食べないのに餅を焼く。餅に墨をつける。餅を投げる。土に埋める。餅をめぐる民俗にはこのように「ヘン」な「不可解」なことが多い。神棚、祭壇に供えられる神聖な餅と、その一方でぞんざいに、とても丁寧とはいえないあつかいを受ける餅がある。それにもかかわらず、些細なこと、些末なこととみられたのか、これまで疑問視されることが少なかった。伝統的な民俗の衰退とともに、すでに多くは消滅したか、わかりやすい形では見えなくなってしまった。民俗学者の柳田国男は吉事にも凶事にも、どちらにも用いられる餅の多面性や、小正月の訪問者が餅を貰い歩くこと、沖縄の餅の使い方は本土とはかなり違うことなど、餅が負っている意味の分かりにくさに疑問を呈していた。餅はわかりきったことではないのである。しかし、柳田の疑問は引き継がれることはなかった。餅の疑問は、些細なこと、些末なことばかりではない。たとえば餅なし正月とは何か。カラスに餅をやる烏勧請とは何か、雑煮に入れる餅はなぜ西日本は丸餅で東日本は角餅なのか、笠の餅とは何か、ハマイバとは何かといった問題などは些細なことでもない、かなり広い文化史的背景の上にある問題である。餅の使われ方の不思議、不可解について多くの民族事例を使って考えていく。

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