ようこそ!
出版社名:亜紀書房
出版年月:2004年3月
ISBN:978-4-7505-0313-4
358P 20cm
戦後の「タブー」を清算するドイツ
三好範英/著
組合員価格 税込 2,613
(通常価格 税込 2,750円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
戦後、平和国家として出発した西ドイツ。しかし、ユダヤ人問題への微妙なスタンスの変更など、一連の“タブー”に挑戦する姿を描く。
戦後、平和国家として出発した西ドイツ。しかし、ユダヤ人問題への微妙なスタンスの変更など、一連の“タブー”に挑戦する姿を描く。
内容紹介・もくじなど
ドイツはフランスと並んでイラク戦争反対を押し通した。「過ぎ去らない過去」に縛りつけられ、「国益」を口にできなかったドイツは、いま新たな局面へと踏み出し始めている。米国と協力関係を築くケースも含みながら軍事貢献を拡大する一方、外交に時として反米、反戦の傾向も反映する。一見矛盾する行動のようだが、ドイツが、いままでの「過去」のしがらみから解放され、外交・軍事のフリーハンドを徐々に獲得する姿だといえよう。それを後押ししているのは、ドイツ国内における外国人問題での、歴史認識での、あるいは戦後補償問題での「戦後」からの離陸である。
もくじ情報:序章 「戦後」の終焉;第1章 移民政策の隘路;第2章 「過去…(続く
ドイツはフランスと並んでイラク戦争反対を押し通した。「過ぎ去らない過去」に縛りつけられ、「国益」を口にできなかったドイツは、いま新たな局面へと踏み出し始めている。米国と協力関係を築くケースも含みながら軍事貢献を拡大する一方、外交に時として反米、反戦の傾向も反映する。一見矛盾する行動のようだが、ドイツが、いままでの「過去」のしがらみから解放され、外交・軍事のフリーハンドを徐々に獲得する姿だといえよう。それを後押ししているのは、ドイツ国内における外国人問題での、歴史認識での、あるいは戦後補償問題での「戦後」からの離陸である。
もくじ情報:序章 「戦後」の終焉;第1章 移民政策の隘路;第2章 「過去の呪縛」から解き放たれて;第3章 ドイツ統一の「負の遺産」;第4章 「人道介入」するドイツ軍;終章 「普通化」の次に来るもの
著者プロフィール
三好 範英(ミヨシ ノリヒデ)
1959年東京都生まれ。82年東京大学教養学科相関社会科学分科卒業。同年読売新聞社入社。前橋支局を経て、88年外報部(現国際部)、90年~93年バンコク支局、プノンペン支局、94年~96年北海道支社、97年~2001年ベルリン支局。現在東京本社国際部勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
三好 範英(ミヨシ ノリヒデ)
1959年東京都生まれ。82年東京大学教養学科相関社会科学分科卒業。同年読売新聞社入社。前橋支局を経て、88年外報部(現国際部)、90年~93年バンコク支局、プノンペン支局、94年~96年北海道支社、97年~2001年ベルリン支局。現在東京本社国際部勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

同じ著者名で検索した本