大好評『IT9つの秘密』の続編いよいよ出版！本書は、「会社の構造改革論」です。大企業が経験、努力、人材の力だけでは戦えない時代がきた現在、会社の仕組みを変えるには、経営のどこから手をつければよいのだろうか？終身雇用の崩壊がもたらした構造変化、日本企業のアウトソースの実態、日産リバイバルプランの4つの視点、取引構造の変化についての課題とレシピ、汎用品ITと差異化IT　2つの選択肢、発注力を高めるしくみ、情報過多時代の落とし穴、変わりゆく個人と企業のつながり方、増加する企業間の“接続”・・・今、多くのビジネスマンの方々は、ITが好きか嫌いかにかかわらず必然的にITとかかわらないと仕事ができないようになってきています。この本は、ぜひそのような方々に読んでもらいたいと思い、できるだけやさしくITについてを書いています。あなたの会社のしくみは「不良資産」になっていませんか？ITを上手に使えば、ビジネスはもっと素敵に変わります。

内容紹介：なるほど、この発想ならＩＴと一緒に成長できる！ あなたの会社のしくみは「不良債権」になっていませんか？
「持たない経営」「つながる経営」ってなに？会社のしくみとビジネスを「見える化」するヒント満載。
もくじ情報：プロローグ―あなたの会社は環境変化に適応できていますか？；１章　構造―あなたの会社の構造は崩壊していませんか？；２章　運命共同体―取引先とどのように舟へ乗りますか？；３章　価格―企業を変える「価格」は適正ですか？；４章　発注力―なぜあの会社は賢い買い方ができるのだろう？；５章　副作用―ＩＴの副作用とその対策を知っていますか？；６章　つながり方―世の中とどうつながりますか？；エピローグ―会社のしくみは、必ず良い方向へ変わっていける！

鈴木　貴博(スズキ　タカヒロ)
１９８６年東京大学工学部物理工学科卒。ボストンコンサルティンググループで、ハイテク企業を対象とした戦略コンサルティングを１３年にわたり経験。その後、インターネットの統合型コンサルティングを手がけるネットイヤーグループ（株）のスタートアップに参画。２００３年２月に独立。同年６月に、百年コンサルティング（株）の代表取締役に就任