法科大学院設立以来の教授経験を踏まえた、満を持しての法科大学院向けケースブック。全２８ユニット。

各ＵＮＩＴの冒頭で、学習上の要所を俯瞰的に解説。各判例の事実を的確に踏まえ、前提知識・法律構成を問う。少数意見や関連判例を参照しつつ、判例理論の立体的理解を目指す設問。各ＵＮＩＴで習得した法技術を応用する良問事例演習。
もくじ情報：外国人の人権主体性；法人・団体の人権主体性；私人間効力；公務員および刑事施設被収容者の人権；幸福追求権；平等１　平等の基本原理；平等２　救済のあり方；思想・良心の自由；表現の自由１　煽動・性表現・広告；表現の自由２　表現内容中立規制をめぐる問題；表現の自由３　集会の自由；表現の自由４　取材・報道の自由、情報公開；表現の自由５　事前抑制・検閲の問題、名誉・プライバシー；信教の自由１　狭義の信教の自由；信教の自由２　政教分離；職業選択の自由〔ほか〕

高橋　和之(タカハシ　カズユキ)
１９６７年東京大学法学部卒業。明治大学法科大学院教授