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出版社名:和泉書院
出版年月:2013年11月
ISBN:978-4-7576-0681-4
350P 22cm
王朝助動詞機能論 あなたなる場・枠構造・遠近法/研究叢書 441
渡瀬茂/著
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内容紹介・もくじなど
国文学と国語学の垣根を越え、助動詞が平安朝の文学作品の場面や章段、さらに作品全体で果たす機能について論じ、一方で従来の助動詞の理解を問い直す試み。平安朝の助動詞は世界の時空を主体的に測り、人の心に働きかけて情動を引き起こし、豊かに機能していることを明らかにする。
もくじ情報:1 助動詞「けり」とあなたなる場の時空(「けり」と「り」「たり」の完了性;栄花物語の周辺的記事における「けり」の多用 ほか);2 「き」「けり」と物語の枠構造(枠構造の「けり」と大和物語の文体;「き」の情動性と枕草子における枠構造の萌芽 ほか);3 時空と心理の遠近法(源氏物語における臨場的場面の「つ」と「ぬ」;垣間見の「…(続く
国文学と国語学の垣根を越え、助動詞が平安朝の文学作品の場面や章段、さらに作品全体で果たす機能について論じ、一方で従来の助動詞の理解を問い直す試み。平安朝の助動詞は世界の時空を主体的に測り、人の心に働きかけて情動を引き起こし、豊かに機能していることを明らかにする。
もくじ情報:1 助動詞「けり」とあなたなる場の時空(「けり」と「り」「たり」の完了性;栄花物語の周辺的記事における「けり」の多用 ほか);2 「き」「けり」と物語の枠構造(枠構造の「けり」と大和物語の文体;「き」の情動性と枕草子における枠構造の萌芽 ほか);3 時空と心理の遠近法(源氏物語における臨場的場面の「つ」と「ぬ」;垣間見の「たり」と「り」―眼前の事物をとらえる ほか);4 作品の叙述の基調としての動詞終止形(王朝散文の動詞終止形;堀辰雄「不器用な天使」の文体における動詞終止形)
著者プロフィール
渡瀬 茂(ワタセ シゲル)
昭和26年7月に兵庫県尼崎市に生まれる。東京都立石神井高等学校および東京都立大学人文学部に学ぶ。学習塾、中高等学校、看護学校、短期大学、大学などの教壇に立ち、国語や国文学を教えた。現在は近大姫路大学教育学部に勤務。近大姫路大学人文学・人権教育研究所兼任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
渡瀬 茂(ワタセ シゲル)
昭和26年7月に兵庫県尼崎市に生まれる。東京都立石神井高等学校および東京都立大学人文学部に学ぶ。学習塾、中高等学校、看護学校、短期大学、大学などの教壇に立ち、国語や国文学を教えた。現在は近大姫路大学教育学部に勤務。近大姫路大学人文学・人権教育研究所兼任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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