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出版社名:講談社
出版年月:2017年5月
ISBN:978-4-06-195780-0
93P 22cm
ちょっとおんぶ/わくわくライブラリー
岩瀬成子/作 北見葉胡/絵
組合員価格 税込 1,411
(通常価格 税込 1,485円)
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森のほうからホーホッホ、ホーと、フクロウのこえがきこえます。いまは、よるのまん中です。いま、おきてフクロウのこえをきいている子はきっとわたしだけです。「ホーホッホ、ホー。」 ふくろうのなきまねをしました。「ねえ。」と、木のうしろからこえがしました。なんだ、おきている子はわたしだけじゃなかったんだ、と、ちょっとがっかりしながら、「なに。」と、へんじしました。「ぼく、つかれちゃったから。ちょっとおんぶ。」と、その子はいいます。「ほんとにちょっとだけ?」というと、「ちょっとだけでいい。」といいながら、くらい木のうしろから、くろいクマの子がでてきました。──本文より。小学校一年のつきちゃんはある日、じ…(続く
森のほうからホーホッホ、ホーと、フクロウのこえがきこえます。いまは、よるのまん中です。いま、おきてフクロウのこえをきいている子はきっとわたしだけです。「ホーホッホ、ホー。」 ふくろうのなきまねをしました。「ねえ。」と、木のうしろからこえがしました。なんだ、おきている子はわたしだけじゃなかったんだ、と、ちょっとがっかりしながら、「なに。」と、へんじしました。「ぼく、つかれちゃったから。ちょっとおんぶ。」と、その子はいいます。「ほんとにちょっとだけ?」というと、「ちょっとだけでいい。」といいながら、くらい木のうしろから、くろいクマの子がでてきました。──本文より。小学校一年のつきちゃんはある日、じめんのもりあがりにつまずいてころんでしまいます。すると、じめんの中から「ちぇっ。」と小さい声が聞こえてきました。──もぐら、クマの子、あさり、きつね、とかげのしっぽ、などなど、ある日急にいろいろな生き物たちの声が聞こえてくるようになってしまった女の子、つきちゃんのお話です。絵本を卒業したばかりのお子さんやよみきかせにもぴったり。小学館文学賞、野間児童文芸賞、産経児童出版文化賞大賞など数々の賞を受賞している児童文学作家、岩瀬成子氏と、ラガッツィ賞受賞、ボローニャ国際絵本原画展入選など国際的にも評価の高い絵本画家、北見葉胡氏との美しいコラボレーション作品です。
内容紹介・もくじなど
動物たちの声が聞こえる女の子、つきちゃんのおはなし。絵本を卒業したお子さんのひとり読みや、読みきかせにぴったり!小学初級から。
動物たちの声が聞こえる女の子、つきちゃんのおはなし。絵本を卒業したお子さんのひとり読みや、読みきかせにぴったり!小学初級から。
著者プロフィール
岩瀬 成子(イワセ ジョウコ)
1950年山口県生まれ。1978年『朝はだんだん見えてくる』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』で産経児童出版文化賞・小学館文学賞・IBBYオナーリスト賞を受賞。『ステゴザウルス』『迷い鳥とぶ』で路傍の石文学賞を受賞。2008年『そのぬくもりはきえない』で日本児童文学者協会賞を受賞。2014年『あたらしい子がきて』で野間児童文芸賞を受賞。2015年『きみは知らないほうがいい』で産経児童出版文化賞大賞を受賞
岩瀬 成子(イワセ ジョウコ)
1950年山口県生まれ。1978年『朝はだんだん見えてくる』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』で産経児童出版文化賞・小学館文学賞・IBBYオナーリスト賞を受賞。『ステゴザウルス』『迷い鳥とぶ』で路傍の石文学賞を受賞。2008年『そのぬくもりはきえない』で日本児童文学者協会賞を受賞。2014年『あたらしい子がきて』で野間児童文芸賞を受賞。2015年『きみは知らないほうがいい』で産経児童出版文化賞大賞を受賞

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