内容紹介：累計700万部突破の大ベストセラー・シリーズ！せつら、〝戦場〟と化した＜新宿＞で、追憶の女（ひと）を追う!?＜魔界都市〝新宿〟＞への入口は三カ所のみ。その一つ＜四谷門（よつやゲート＞に出現した装甲車が狙撃（そげき）され、傭兵（ようへい）部隊が全滅した。騒乱の中、美貌（びぼう）の人捜し屋（マン・サーチャー）・秋（あき）せつらが依頼された捜索対象（ターゲット）は幼馴染（おさななじ）みの鈴香（すずか）。彼女こそ＜新宿＞に進出すべく来日した、米国巨大軍需産業の社長グレイスンを狙（ねら）う凄腕（すごうで）の狙撃手（スナイパー）にして元妻だった。直後、彼女を追うように続々と来襲する傭兵たち。鈴香が元夫を狙う理由は？各部隊の思惑（おもわく）は、グレイスンの護衛（ガード）か、抹殺（キル）か!?戦火をかいくぐり鈴香を追うせつらの前に、やがて戦場と化した街が〝最悪〟を呼び寄せる!?＜著者のことば＞今回は珍しく、秋せつらの青春の日が絡（から）んでくる。勿論（もちろん）、傭兵や、とっておきの敵や＜新宿＞の魔性（ましょう）たちも大いに活躍する。とぼけた冷厳（れいげん）なる魔人の、少し甘酸（あまず）っぱい面を楽しむのも一興（いっきょう）であろう。少々変わった「せつら物語」をどうぞ。
“魔界都市“新宿””への入口は三ヵ所のみ。その一つ、“四谷門”に出現した装甲車が狙撃され、傭兵部隊が全滅した。騒乱の中、美貌の人捜し屋・秋せつらが依頼された捜索対象は幼馴染みの鈴香。彼女こそ、“新宿”に進出すべく来日した、米国巨大軍需産業の社長グレイスンを狙う凄腕の狙撃手にして元妻だった。直後、彼女を追うように続々と来襲する傭兵たち。鈴香が元夫を狙う理由は？各部隊の思惑は、グレイスンの護衛か、抹殺か！？戦火をかいくぐり鈴香を追うせつらの前に、やがて戦場と化した街が“最悪”を呼び寄せる！？

菊地　秀行(キクチ　ヒデユキ)
１９４９年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、８２年『魔界都市“新宿”』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）