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出版社名:笠間書院
出版年月:2018年11月
ISBN:978-4-305-70912-7
118P 19cm
コレクション日本歌人選 072/前川佐美雄 二十世紀を力強く生き抜いた昭和の大歌人
/楠見朋彦/著
組合員価格 税込 1,359
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内容紹介・もくじなど
塚本邦雄、山中智恵子、前登志夫ら俊才を輩出し、精神の丈高さによる象徴表現を生涯追求し続けた歌人。
もくじ情報:やまやまをめぐらして大和国内の雪の白きをさびしみ生くる;かなしみを締めあげることに人間のちからを尽して夜もねむれず;何んといふ深いつぶやきをもらしをる闇の夜の底の大寺院なり;顔やからだにレモンの露をぬたくつてすつぱりとした夏の朝なり;一傘の樹陰にわがねるまつぴるま野の蝶群れて奇しき夢を舞ふ;いますぐに君はこの街に放火せよその焔の何んとうつくしからむ;野にかへり野に爬虫類をやしなふはつひに復讐にそなへむがため;植物はいよいよ白くなりはててもはや百年野にひとを見ず;うまれた日は野も山もふか…(続く
塚本邦雄、山中智恵子、前登志夫ら俊才を輩出し、精神の丈高さによる象徴表現を生涯追求し続けた歌人。
もくじ情報:やまやまをめぐらして大和国内の雪の白きをさびしみ生くる;かなしみを締めあげることに人間のちからを尽して夜もねむれず;何んといふ深いつぶやきをもらしをる闇の夜の底の大寺院なり;顔やからだにレモンの露をぬたくつてすつぱりとした夏の朝なり;一傘の樹陰にわがねるまつぴるま野の蝶群れて奇しき夢を舞ふ;いますぐに君はこの街に放火せよその焔の何んとうつくしからむ;野にかへり野に爬虫類をやしなふはつひに復讐にそなへむがため;植物はいよいよ白くなりはててもはや百年野にひとを見ず;うまれた日は野も山もふかい霞にて母のすがたが見られなかつた;道道に宝石の眼がかくれゐて朝ゆふにわれの足きよくせり〔ほか〕
著者プロフィール
楠見 朋彦(クスミ トモヒコ)
歌人、作家。1972年大阪府生まれ。2011~2018年まで神戸新聞文芸小説欄選者を務める。1999年『零歳の詩人』(集英社)ですばる文学賞。2010年『塚本邦雄の青春』(ウェッジ文庫)で前川佐美雄賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
楠見 朋彦(クスミ トモヒコ)
歌人、作家。1972年大阪府生まれ。2011~2018年まで神戸新聞文芸小説欄選者を務める。1999年『零歳の詩人』(集英社)ですばる文学賞。2010年『塚本邦雄の青春』(ウェッジ文庫)で前川佐美雄賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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