内容紹介：累計700万部突破の大人気シリーズ、最新作！世界の破滅か、＜魔界都市〝新宿〟＞の破滅か──究極の二択の行方は？妖美の魔神・秋（あき）せつらが〝幻視されて未来〟に挑む！「私を捜（さが）さないで」人捜し屋（マン・サーチャー）・秋せつらの許（もと）を訪れた謎の女・森下春奈（もりしたはるな）はそう言い残して去った。彼女は、実現する未来を視（み）る能力者〝幻視人（げんしびと）〟で、世界か＜魔界都市〝新宿〟＞か、どちらかの破滅しかない未来を視ていた。直後、大予言者の息子ベン・ケイシーが訪れ、春奈こそが世界を滅ぼす者だとして捜索を依頼、せつらは受諾する。春奈は何者なのか？　追跡を開始したせつらの前に、それぞれの思惑で立ちはだかる米軍や〝幻〟の刺客（しかく）たち。死闘が続く中、遂（つい）に幻視した未来が現実を浸食し始め、究極の二択のカウントダウンが始まった！＜著者のことば＞この世で、「見て」はならないものも、＜新宿＞では「視（み）え」る。だが、この街にも「視て」はならないものがあるかもしれない。今回、せつらとメフィストが「視た」ものは、何だったのだろうか。そのとき、＜新宿＞に何が起きるのか？今回は、そんな物語である。
「私を捜さないで」人捜し屋・秋せつらの許を訪れた謎の女・森下春奈はそう言い残して去った。彼女は、実現する未来を視る能力者“幻視人”で、世界か「魔界都市“新宿”」か、どちらかの破滅しかない未来を視ていた。直後、大予言者の息子ベン・ケイシーが訪れ、春奈こそが世界を滅ぼす者だとして捜索を依頼、せつらは受諾する。春奈は何者なのか？追跡を開始したせつらの前に、それぞれの思惑で立ちはだかる米軍や“幻”の刺客たち。死闘が続く中、遂に幻視した未来が現実を侵食し始め、究極の二択のカウントダウンが始まった！

菊地　秀行(キクチ　ヒデユキ)
１９４９年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、８２年『魔界都市“新宿”』でデビュー。著作は４００冊を超えた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）