国際化が進み、変化を続ける「紛争処理」を主題として、アメリカの裁判手続、到産手続、ＡＤＲなどの諸問題を法律英語の観点から詳細に解説。２０１６年１０月施行「日本版クラスアクション（集団的消費者被害救済制度）」、刑事手続に民事の“和解”を持ち込んだとされる２０１８年６月導入の「日本版司法取引制度」についての解説も加え、さらに充実の改訂版。
もくじ情報：第１部　アメリカの法文化と民事訴訟手続（司法国家アメリカの成り立ち；アメリカ社会における「差別」訴訟　ほか）；第２部　ＡＤＲ（ＡＤＲとは；Ａｒｂｉｔｒａｔｉｏｎ　ほか）；第３部　差止請求、倒産手続、その他（Ｉｎｊｕｎｃｔｉｏｎ；国際倒産手続　ほか）；第４部　資料（裁判書類（訴訟、質問状）；チャプター・イレブン手続の下での特定履行強制―継続的契約に準じた扱いはどこまで許されるか　ほか）

長谷川　俊明(ハセガワ　トシアキ)
１９７３年早稲田大学法学部卒業。１９７７年弁護士登録。１９７８年米国ワシントン大学法学修士課程修了（比較法学）。司法試験考査委員（商法）、国土交通省航空局総合評価委員会委員を経て、現在、渉外弁護士として、企業法務とともに国際金融取引や国際訴訟を扱う。長谷川俊明法律事務所代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）