ヘバーデン結節は、指の第１関節が腫れて痛み、変形してしまう原因不明の病気。１０秒神経マッサージとは、親指の爪を立てて、手指の神経ポイントを１０秒間刺激する治療メソッドです。
もくじ情報：プロローグ：あなたの指先の痛みはヘバーデン結節が原因です；１　あなたの指の痛み、あきらめる必要はありません！（「その指、いったいどうしたの！？」と聞かれるときがつらい…；「リウマチではありません」という診断からこの病気の悩みがスタートする　ほか）；２　「１０秒神経マッサージ」なら、自分で痛みを撃退できる！（「１０秒神経マッサージ」の絶対に欠かせない３つのルール；爪を立ててギュッと刺激！「神経ポイント」のしくみを理解しよう　ほか）；３　ヘバーデン結節の改善効果をグンと高める生活習慣ケア（ヘバーデン結節の予防＆改善効果は日常の手指ケアで大きな差がつく；「肩ほぐし体操」で首・肩のこりを撃退　ほか）；４　「痛みのしくみ」を知っていれば、治りがグッと早くなる！（「痛みのレベル」を数値化する習慣を身につけよう；「慢性痛」は痛みの感覚が暴走しているようなもの　ほか）

富永　喜代(トミナガ　キヨ)
富永ペインクリニック院長。医学博士。日本麻酔科学会認定麻酔科専門医、産業医。１９９３年より、聖隷浜松病院などで麻酔科医として勤務し、延べ２万人を超える臨床麻酔実績を持つ。２００８年には、愛媛県松山市に富永ペインクリニックを開業、ヘバーデン結節外来を開設する。経済産業省「平成２６年度健康寿命延伸産業創出推進事業」を委託され、新しい痛み医療のリーダーとして注目される（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）