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出版社名:小学館
出版年月:2020年11月
ISBN:978-4-09-386596-8
298P 19cm
ニッポンチ! 国芳一門明治浮世絵草紙
河治和香/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:絵師歌川国芳の弟子たちと二人の娘の物語  明治六(一八七四)年、歌川国芳の十三回忌を前に、唯一の後裔である次女お芳が突如行方不明になってしまった。横浜で異人に春画を描いたことで牢に収監されてしまったという。お芳の怪しげな夫は国芳の顕彰碑建立資金を持ち逃げして雲隠れしてしまった。波乱の十三回忌に久し振りに顔を合わせた国芳の弟子たちは、世の流れに乗る者もあれば、世の中に取り残されてあがいている者もいて様々だ。でも彼らの心の中には、国芳と早世した愛らしい〈国芳の娘〉の登鯉がいる。 当日、会主となったお芳。幼少の頃に行儀見習いに行っていたこともあり、父や弟子たちと過ごす時間が限られていた。誰…(続く
内容紹介:絵師歌川国芳の弟子たちと二人の娘の物語  明治六(一八七四)年、歌川国芳の十三回忌を前に、唯一の後裔である次女お芳が突如行方不明になってしまった。横浜で異人に春画を描いたことで牢に収監されてしまったという。お芳の怪しげな夫は国芳の顕彰碑建立資金を持ち逃げして雲隠れしてしまった。波乱の十三回忌に久し振りに顔を合わせた国芳の弟子たちは、世の流れに乗る者もあれば、世の中に取り残されてあがいている者もいて様々だ。でも彼らの心の中には、国芳と早世した愛らしい〈国芳の娘〉の登鯉がいる。 当日、会主となったお芳。幼少の頃に行儀見習いに行っていたこともあり、父や弟子たちと過ごす時間が限られていた。誰からも愛されていた登鯉と、誰かに愛されたくても愛されなかったお芳。  弟子のひとり、国芳の風刺精神を受け継いだ河鍋暁斎は、仮名垣魯文と日本で最初の〈絵新聞〉となる『日本地』を創刊するなど、その名声は高まり亡くなるまで画業は盛んだった。 昭和の頃まで生きたというお芳は、月岡芳年、落合芳幾、歌川芳藤、三遊亭圓朝などの他の弟子たちや自らの人生を語るのだった。そして、〈国芳の孫〉の存在もはじめて明かされることになる。
国芳には、早世した美しい娘・登鯉と、その陰に隠れていた次女のお芳という娘がいた。誰にも愛された長女が最後に選んだものは?そして、誰かに愛されたくても愛されなかった次女が最後まで愛を求めたのは?さらにはじめて明かされる“国芳の孫”の存在…。
著者プロフィール
河治 和香(カワジ ワカ)
東京都葛飾区柴又生まれ。日本大学芸術学部卒。CBSソニー、日本映画監督協会に勤務。2003年、『秋の金魚』で小学館文庫小説賞を受賞してデビュー。18年刊行の『がいなもん 松浦武四郎一代』が、北海道ゆかりの本大賞、中山義秀文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
河治 和香(カワジ ワカ)
東京都葛飾区柴又生まれ。日本大学芸術学部卒。CBSソニー、日本映画監督協会に勤務。2003年、『秋の金魚』で小学館文庫小説賞を受賞してデビュー。18年刊行の『がいなもん 松浦武四郎一代』が、北海道ゆかりの本大賞、中山義秀文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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