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朝日選書
出版社名:朝日新聞出版
出版年月:2022年8月
ISBN:978-4-02-263121-3
346P 19cm
「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立/朝日選書 1031
村上靖彦/著
組合員価格 税込
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円
(通常価格 税込 1,870円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:"小学生の15人に1人が「家族の世話」を担い、社会問題として顕在化してきたヤングケアラー。メディアでは身体的な疾患や障害をもつ家族の介護をする子どもがクローズアップされることが多いが、実際には、精神疾患の母親をケアするケースも多い。介護や家事労働だけが「ケア」ではないのだ。長期脳死の兄の「身代わり」として親の前で頑張って見せる子、母親の薬物依存を周りに言えない子、ろう者の母親の手話通訳をするうちに「私」が消えていく子、母親を責めるようだからと自身をヤングケアラーだと認めたがらない子――。本書では、家族をケアする子どもたちが体験する孤立を「語り」から考える。彼ら彼女らの言葉に丁寧に耳を…(
続く
)
内容紹介:"小学生の15人に1人が「家族の世話」を担い、社会問題として顕在化してきたヤングケアラー。メディアでは身体的な疾患や障害をもつ家族の介護をする子どもがクローズアップされることが多いが、実際には、精神疾患の母親をケアするケースも多い。介護や家事労働だけが「ケア」ではないのだ。長期脳死の兄の「身代わり」として親の前で頑張って見せる子、母親の薬物依存を周りに言えない子、ろう者の母親の手話通訳をするうちに「私」が消えていく子、母親を責めるようだからと自身をヤングケアラーだと認めたがらない子――。本書では、家族をケアする子どもたちが体験する孤立を「語り」から考える。彼ら彼女らの言葉に丁寧に耳を傾け、ディテールにこだわって分析を重ねていく。すると、これまでほとんど知られることのなかった、ヤングケアラーたちの複雑かつあいまいな体験や想い、問題の本質が浮かび上がってくる。また、そこから、どのような「居場所」や支援を必要としているのかも見えてくる。【本書の目次】序章 「ヤングケアラー」への問いと出会う――""心配する""子どもたち第1章 兄の身代わりで空っぽになる自分 ――長期脳死の兄と麻衣さん第2章 言えないし言わない、頼れないし頼らない ――覚醒剤依存の母親とAさん第3章 気づけなかった罪悪感と「やって当たり前」のケア ――くも膜下出血の母親とけいたさん第4章 通訳すると消える""私"" ――ろう者の母親とコーダのEさん第5章 理不尽さと愛情 ――覚醒剤依存の母親とショウタさん第6章 母親の所有物 ――うつ病の母親とサクラさん第7章 学校に行かせてくれた「居場所」 ――失踪した母親、残された弟と無戸籍の大谷さん第8章 ""記号""が照らす子ども、""記号""から逃れる子ども終章 孤立から抜け出すためのサポート"
「ヤングケアラー」とは、身体的介護や家事労働をする子どもである前に、家族を気づかう子どもなのだ。覚醒剤依存の母親を、「守ってあげないとな」と想う小学生の少女。自分が学校にいる間に母親が緊急入院し、「すごい申し訳ない」と罪悪感を募らせる男子中学生。うつ病で過量服薬を繰り返す母親による束縛に苦しみながらも「心配で寝れない」と学校に行けなくなる女子中学生…。ヤングケアラーという言葉が子どもをラベリングする“記号”として流通し問題が可視化される一方で、親が責められないようにと沈黙し、孤立が深まる子どももいる。その経験や想いは複雑だ。本書は、当事者の語りのディテールを掘り下げ、当人の視点からヤングケアラー像を浮かび上がらせていく。困難の本質を明らかにすることで、地域に根差した居場所と、家族を包括する伴走型支援の必要性が見えてくる。
もくじ情報:序章 「ヤングケアラー」への問いと出会う―家族を“心配する”子どもたち;第1章 兄の身代わりで空っぽになる自分―長期脳死の兄と麻衣さん;第2章 言えないし言わない、頼れないし頼らない―覚醒剤依存の母親とAさん;第3章 気づけなかった罪悪感と「やって当たり前」のケア―くも膜下出血の母親とけいたさん;第4章 通訳すると消える“私”―ろう者の母親とコーダのEさん;第5章 理不尽さと愛情―覚醒剤依存の母親とショウタさん;第6章 母親の所有物―うつ病の母親とサクラさん;第7章 学校に行かせてくれた「居場所」―失踪した母親、残された弟と無戸籍の大谷さん;第8章 “記号”が照らす子ども、“記号”から逃れる子ども;終章 孤立から抜け出すためのサポート
著者プロフィール
村上 靖彦(ムラカミ ヤスヒコ)
1970年東京都生まれ。大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点(CiDER)兼任教員。2000年、パリ第7大学で博士号取得(基礎精神病理学・精神分析学)。13年、第10回日本学術振興会賞。専門は現象学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
村上 靖彦(ムラカミ ヤスヒコ)
1970年東京都生まれ。大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点(CiDER)兼任教員。2000年、パリ第7大学で博士号取得(基礎精神病理学・精神分析学)。13年、第10回日本学術振興会賞。専門は現象学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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もくじ情報:序章 「ヤングケアラー」への問いと出会う―家族を“心配する”子どもたち;第1章 兄の身代わりで空っぽになる自分―長期脳死の兄と麻衣さん;第2章 言えないし言わない、頼れないし頼らない―覚醒剤依存の母親とAさん;第3章 気づけなかった罪悪感と「やって当たり前」のケア―くも膜下出血の母親とけいたさん;第4章 通訳すると消える“私”―ろう者の母親とコーダのEさん;第5章 理不尽さと愛情―覚醒剤依存の母親とショウタさん;第6章 母親の所有物―うつ病の母親とサクラさん;第7章 学校に行かせてくれた「居場所」―失踪した母親、残された弟と無戸籍の大谷さん;第8章 “記号”が照らす子ども、“記号”から逃れる子ども;終章 孤立から抜け出すためのサポート