内容紹介：ジェンダー、セクシュアリティ、生殖、動物、テクノロジー――現代フランス思想の泰斗による生命と身体をめぐる哲学論文集。ドゥルーズ、ガタリ、ベルクソン、バトラー、レヴィナス、デリダ、アガンベン、メルロ＝ポンティ――彼らのテクストを通して追究してきた、生命と身体というテーマについての哲学論集成。明晰にしてアイデアに満ちた思索の軌跡。
ドゥルーズ、ガタリ、ベルクソン、バトラー、レヴィナス、デリダ、アガンベン、メルロ＝ポンティ―彼らのテクストを通して追究してきた、生命と身体というテーマについての哲学論集成。明晰にしてアイデアに満ちた思索の記録。
もくじ情報：第１部　ジェンダーと身体（生物学とフェミニズム―二一世紀思想からフレンチ・フェミニズムの流れをとらえなおす；身体の何が構築されるのか―バトラー的構築主義への一考察　ほか）；第２部　動物と人間（動物と人間―わざ論の視角から；生物学主義と哲学―生き物を巡るハイデガーとデリダ（およびアガンベン）　ほか）；第３部　生の哲学（ヴィヴェイロス・デ・カストロにおけるドゥルーズ＝ガタリ；欲動について―ドゥルーズの「欲動イマージュ」を手がかりに　ほか）；第４部　身体と生命（思想としての生命論；「私」を語るいくつかの現象学的な仕方について―「触発」の議論を中心に　ほか）

桧垣　立哉(ヒガキ　タツヤ)
１９６４年、埼玉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。大阪大学にて博士号取得（文学）。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は哲学、現在思想（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）