本書は、「コーポレートブランド」と「コーポレートガバナンス」の連携、そしてその根底にある「経営倫理」のありかたについてビジョナリー・コーポレートブランドの視点から提起するものである。
もくじ情報：ビジョナリー・コーポレートブランドと持続可能な成長；第１部　エシックス性とビジョナリー性をもつビジョナリー・コーポレートブランド（経営理念とコーポレートブランド；ワークスタイルと従業員満足；ＬＯＨＡＳ市場におけるソーシャル・ブランド；経営倫理と企業の価値創造；「使用」におけるブランドの役割　ほか）；第２部　ビジョナリー・コーポレートブランドと従業員・顧客の統合型ロイヤリティー（コーポレートブランドと企業社会責任の統合；ビジョナリー・コーポレートブランドへの軌跡；ＶＣＢアンケート調査と企業社会への提言；ＶＣＢでステークホルダーに夢とロマンを）

水尾　順一(ミズオ　ジュンイチ)
駿河台大学経済学部・同大学院経済学研究科教授。全学企画広報委員長。立教大学大学院比較文明学専攻・専修大学経営学部兼任教員。中小企業診断士。１９７０年神戸商科大学卒業後、株式会社資生堂を経て現職。１９９３年中小企業診断協会会長賞受賞、１９９９年日本経営診断学会学会賞（研究奨励賞）受賞。日本オフィス・オートメーション学会理事、日本経営品質学会理事、戦略経営協会理事、日本経営診断学会監事、企業研究会参与等。資生堂在職時に企業倫理委員会の事務局リーダーとして企業倫理の浸透・定着活動を推進。また、ブランド研究にも精通。その後、大学でマーケティングと企業倫理の理論と実務を融合させ、日本で“マーケティング倫理”の概念を構築。著書に、『マーケティング倫理』（中央経済社、２０００年：２００１年度戦略経営協会アンゾフ・アワード特別文献賞受賞）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）