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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中平 卓馬(ナカヒラ タクマ)
1938年東京・原宿に生まれる。1963年東京外国語大学スペイン科卒業。現代評論社「現代の眼」編集部に勤務(65年退職)。1968年多木浩二、高梨豊、岡田隆彦と写真同人誌「プロヴォーク」創刊(2号より森山大道が参加、70年解散)。1969年第6回パリ青年ビエンナーレに出品。第13回日本写真批評家協会賞新人賞受賞。1989年写真集『Adieu ´a X』(河出書房新社。同書で1990年に第2回「写真の会」賞受賞/新装版、2006年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中平 卓馬(ナカヒラ タクマ)
1938年東京・原宿に生まれる。1963年東京外国語大学スペイン科卒業。現代評論社「現代の眼」編集部に勤務(65年退職)。1968年多木浩二、高梨豊、岡田隆彦と写真同人誌「プロヴォーク」創刊(2号より森山大道が参加、70年解散)。1969年第6回パリ青年ビエンナーレに出品。第13回日本写真批評家協会賞新人賞受賞。1989年写真集『Adieu ´a X』(河出書房新社。同書で1990年に第2回「写真の会」賞受賞/新装版、2006年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
無際限にやさしく、しかしその静けさをもって彼を突き放す孤立した島々だった。1977
年の記憶喪失に至る病をはさみ、涯てなき地平・暗闇への志向が陽光をあび
る表層への眼差しに変化してゆく作品群を収録。未発表作多数含む104点(カラー
74点)。
沖縄とヤマトが出会い重なりあう不可視の境界を求めて南を目指した写真家が見たものは、無際限にやさしく、しかしその静けさをもって彼を突き放す孤立した島々だった。1977年の記憶喪失に至る病をはさみ、涯てなき地平・暗闇への志向が陽光をあびる表層への眼差しに変化してゆ…(続く)
無際限にやさしく、しかしその静けさをもって彼を突き放す孤立した島々だった。1977
年の記憶喪失に至る病をはさみ、涯てなき地平・暗闇への志向が陽光をあび
る表層への眼差しに変化してゆく作品群を収録。未発表作多数含む104点(カラー
74点)。
沖縄とヤマトが出会い重なりあう不可視の境界を求めて南を目指した写真家が見たものは、無際限にやさしく、しかしその静けさをもって彼を突き放す孤立した島々だった。1977年の記憶喪失に至る病をはさみ、涯てなき地平・暗闇への志向が陽光をあびる表層への眼差しに変化してゆく作品群を収録。未発表作品多数含む104点(カラー74点)。