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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
一志 治夫(イッシ ハルオ)
ノンフィクション作家。1956年長野県松本市生まれ、東京都三鷹市育ち。主な著書に『狂気の左サイドバック』(第1回小学館ノンフィクション大賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 一志 治夫(イッシ ハルオ)
ノンフィクション作家。1956年長野県松本市生まれ、東京都三鷹市育ち。主な著書に『狂気の左サイドバック』(第1回小学館ノンフィクション大賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
偉ぶらず、媚びない。自分を語らず、自慢の類いはついぞしない。ノンフィクション作家が出会った、JR九州の列車デザイナー、水戸岡鋭治はそんな“目立たない”男だった―。旧国鉄ゆずりの体質に疑問を投げかけ、様々な出会いを繰り返しながら慣習を打ち破り、誰をも魅了する夢の列車を次々と生み出していく。タブーとされた木材を多用し、地元の伝統工芸をふんだんに施したクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」は、日本中の熱狂をさらった。寡黙な男が内に秘めた熱いエネルギーの源泉とは。未来をデザインすることに賭けた男の、がむしゃらな半生記。
もくじ情報:コンセプトとはすなわち「志」―「富士山駅」;色への狂気「絶対色感」―大阪「サンデザイン」;ヨーロッパで出合った洗練とタフネス―イタリア「シルビオ・コッポラ事務所」;パース画の世界を切り拓く―「ドーンデザイン研究所」設立;成功へと導く「気」の存在―福岡「ホテル海の中道」;初の鉄道デザインは挑戦的な「花仕事」を―58系気動車「アクアエクスプレス」;百億円の価値を生むデザイン―高速船「ビートル」;なぜ食堂車が大切なのか―787系 特急「つばめ」;感動は注ぎ込まれたエネルギーの量―883系「ソニック」、885系 特急「かもめ」;和の素材・伝統・意匠を新幹線に―800系新幹線「つばめ」;「ローカル線」で日本の田舎を再生する―ゆふいんの森2、九州横断特急、SL人吉、いさぶろう・しんぺい、はやとの風、海幸山幸/MOMO、KURO(ともに岡山電気軌道)/いちご電車、たま電車(ともに和歌山電鐵)/博多駅ビル「JR博多シティ」