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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
寺田 寅彦(テラダ トラヒコ)
1878~1935年。東京生まれ、高知県で育つ。東京帝国大学物理学科卒業。理学博士。東京帝国大学教授、帝国学士院会員などを歴任。東京帝国大学地震研究所、理化学研究所の研究員としても活躍。物理学者、随筆家、俳人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 寺田 寅彦(テラダ トラヒコ)
1878~1935年。東京生まれ、高知県で育つ。東京帝国大学物理学科卒業。理学博士。東京帝国大学教授、帝国学士院会員などを歴任。東京帝国大学地震研究所、理化学研究所の研究員としても活躍。物理学者、随筆家、俳人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「科学者になるには自然を恋人としなければならない」(「科学者とあたま」)。科学啓蒙家でありながら、過度に科学を信仰する学徒を警めた寺田寅彦。大患を契機とした彼の随筆の転換であると共に、近代市民精神の発見ともなった「丸善と三越」をはじめ、「読書論(十章)」「人生論(十八章)」「科学に志す人へ」「アインシュタインの教育観」「『徒然草』の鑑…(続く)
「科学者になるには自然を恋人としなければならない」(「科学者とあたま」)。科学啓蒙家でありながら、過度に科学を信仰する学徒を警めた寺田寅彦。大患を契機とした彼の随筆の転換であると共に、近代市民精神の発見ともなった「丸善と三越」をはじめ、「読書論(十章)」「人生論(十八章)」「科学に志す人へ」「アインシュタインの教育観」「『徒然草』の鑑賞」「『漱石襍記』について」等29篇を収録。
もくじ情報:読書論(十章);人生論(十八章);案内者;学問の自由;読書の今昔;わが中学時代の勉強法;科学に志す人へ;科学者とあたま;一つの思考実験;ジャーナリズム雑感;レーリー卿(Lorad Rayleigh);マルコポロから;アインシュタインの教育観;『徒然草』の鑑賞;人の言葉―自分の言葉;丸善と三越;鸚鵡のイズム;浅草紙;春寒;『左千夫歌集』を読む;『氷魚』を読みて;『地懐』を読みて;『あらたま』雑感;藤原博士の『雲』;『芭蕉連句の根本解説』に就て;岡田博士の『測候瑣談』;科学的文学の一例;『ギリシャとスカンディナヴィヤ』;『漱石襍記』について