|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
絲山 秋子(イトヤマ アキコ)
1966年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。2003年「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2004年「袋小路の男」で川端康成文学賞、2005年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、2006年「沖で待つ」で芥川龍之介賞、2016年『薄情』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 絲山 秋子(イトヤマ アキコ)
1966年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。2003年「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2004年「袋小路の男」で川端康成文学賞、2005年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、2006年「沖で待つ」で芥川龍之介賞、2016年『薄情』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
自宅に帰ると鍵穴が消え、家から閉め出されてしまった定年間際の公務員・富井省三。妻に先立たれ、息子や娘とも疎遠な男は、街をさまよい謎の占い師と出会う。不吉な予言、しゃべる犬、幻の七福神。次々と起こる不思議な出来事は省三を鎌倉の亡き伯父の家に、そして先祖を巡る旅へと導いていく。心の孤独を解きほぐす、中年男の冒険譚。
自宅に帰ると鍵穴が消え、家から閉め出されてしまった定年間際の公務員・富井省三。妻に先立たれ、息子や娘とも疎遠な男は、街をさまよい謎の占い師と出会う。不吉な予言、しゃべる犬、幻の七福神。次々と起こる不思議な出来事は省三を鎌倉の亡き伯父の家に、そして先祖を巡る旅へと導いていく。心の孤独を解きほぐす、中年男の冒険譚。