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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
寺地 はるな(テラチ ハルナ)
1977年、佐賀県生まれ。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞し、デビュー。20年『夜が暗いとはかぎらない』で第33回山本周五郎賞候補。21年『水を縫う』で第42回吉川英治文学新人賞候補、同年同作で第9回河合隼雄物語賞を受賞。23年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞9位入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 寺地 はるな(テラチ ハルナ)
1977年、佐賀県生まれ。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞し、デビュー。20年『夜が暗いとはかぎらない』で第33回山本周五郎賞候補。21年『水を縫う』で第42回吉川英治文学新人賞候補、同年同作で第9回河合隼雄物語賞を受賞。23年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞9位入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
いつか田舎の村を出て上京し、自分の人生を切り拓くことを夢見る天。天の幼馴染で、彼女に特別な感情を抱く藤生。その藤生を見つめ続ける、東京出身で人気者のミナ。佐賀の村で同級生だった3人は、中学卒業前、大人になったそれぞれに宛てた手紙を書いて封をした。時は流れ、福岡でひとりで暮らす30歳の天の…(続く)
いつか田舎の村を出て上京し、自分の人生を切り拓くことを夢見る天。天の幼馴染で、彼女に特別な感情を抱く藤生。その藤生を見つめ続ける、東京出身で人気者のミナ。佐賀の村で同級生だった3人は、中学卒業前、大人になったそれぞれに宛てた手紙を書いて封をした。時は流れ、福岡でひとりで暮らす30歳の天のもとに、東京で結婚したミナから、あの時の手紙を開けて読もうと連絡が来て―。他者と自分を比べて揺れる心と、誰しもの人生に宿るきらめきを描いた、新しい一歩のための物語。