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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐藤 清隆(サトウ キヨタカ)
1968年長崎県生まれ。91年、横浜国立大学経済学部卒業。98年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。2001年、博士(経済学)取得(東京大学)。(財)国際東アジア研究センター研究員、横浜国立大学経済学部助教授・准教授・教授を経て、2013年より横浜国立大学国際社会科学研究院教授、2023年4月より国際社会科学研究院長。主な業績:Ito,Takatoshi,Satoshi Koibuchi,Kiyotaka Sato and Junko Shimizu(2018〕Managing Currency Risk: How Japanese Firms…( ) 佐藤 清隆(サトウ キヨタカ)
1968年長崎県生まれ。91年、横浜国立大学経済学部卒業。98年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。2001年、博士(経済学)取得(東京大学)。(財)国際東アジア研究センター研究員、横浜国立大学経済学部助教授・准教授・教授を経て、2013年より横浜国立大学国際社会科学研究院教授、2023年4月より国際社会科学研究院長。主な業績:Ito,Takatoshi,Satoshi Koibuchi,Kiyotaka Sato and Junko Shimizu(2018〕Managing Currency Risk: How Japanese Firms Choose Invoicing Currency, Cheltenham, UK: Edward Elgar.(2019年度・第62回日経・経済図書文化賞を受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「為替」の壁を乗り越えられるか。2022年からの歴史的な円安進行によって、円の実質実効為替レートは1970年代前半と同等の水準にまで低下したといわれる。果たして円はどれほどパワーを失っているのか。かつて最強の貿易立国と謳われた栄光は取り戻せるか。大幅な為替変動に直面する日本企業にとって、円建て貿易の促進は処方箋となり得るのか。最新の企業調査に基づく著者オリジナルの経済分析によって、今日のわが国と円の「真の姿」をわかりやすく説明。
もくじ情報:序章 日本国通貨「円」と向き合う;1章 悪い円安と貿易赤字;2章 なぜ日本の貿易収支は改善しないのか;3章 円建て貿易はなぜ進まないのか;4章 日本企業は為替の壁を乗り越えたのか;5章 国際生産ネットワークと日系海外現地法人の建値通貨選択―アジア現地通貨建て取引は拡大するのか;終章 円の実力と日本企業の通貨戦略の課題