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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
玄侑 宗久(ゲンユウ ソウキュウ)
1956年、福島県三春町生まれ。安積高校卒業後、慶應義塾大学中国文学科卒業。さまざまな仕事を経て、京都天龍寺専門道場に入門。2001年『文學界』掲載の「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞。2014年『光の山』にて平成25年度(第64回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。ほかに仏教や禅にまつわるエッセイや対談本や共著も多数ある。2008年より福聚寺第35世住職。東京禅センター理事、花園大学文学部仏教学科客員教授 玄侑 宗久(ゲンユウ ソウキュウ)
1956年、福島県三春町生まれ。安積高校卒業後、慶應義塾大学中国文学科卒業。さまざまな仕事を経て、京都天龍寺専門道場に入門。2001年『文學界』掲載の「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞。2014年『光の山』にて平成25年度(第64回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。ほかに仏教や禅にまつわるエッセイや対談本や共著も多数ある。2008年より福聚寺第35世住職。東京禅センター理事、花園大学文学部仏教学科客員教授 |
死とは何か、生命とは何なのか、「いのち」の根源に向き合う対話集。戦争の拡大や自殺の増加など、生命を軽んじがちな現代だからこそ、全ての生命が繋がっているという「華厳の教え」が輝きを増す。「いろは歌」や「むすんでひらいて」の秘められた意味や「気」の世界などにも触れ、生きることの意味を考える。
もくじ情報:第1章 死が日常化した今、あらためて死について考える;第2章 昔の日本人は「死」をど…(続く)
死とは何か、生命とは何なのか、「いのち」の根源に向き合う対話集。戦争の拡大や自殺の増加など、生命を軽んじがちな現代だからこそ、全ての生命が繋がっているという「華厳の教え」が輝きを増す。「いろは歌」や「むすんでひらいて」の秘められた意味や「気」の世界などにも触れ、生きることの意味を考える。
もくじ情報:第1章 死が日常化した今、あらためて死について考える;第2章 昔の日本人は「死」をどのように捉えてきたのか;第3章 「いのち」の存在は、不滅なのか;第4章 人間の生死の営みには「物語」が必要である;第5章 魂と魂を繋ぐ「縁起」の世界;第6章 人間の本性は善なのか?悪なのか?;第7章 東洋の「気」と西洋哲学の関係を考える;第8章 生命力を産みだす「渾沌」とは何か;第9章 全ては変化しつづける「唯識」のなかで生命を考える;最終章 むすんでひらいて無限の可能性を信じて生きる