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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
マンロー,アリス(マンロー,アリス)
1931年カナダ、オンタリオ州生まれ。図書館勤務と書店経営ののち発表した最初の短篇集『ピアノ・レッスン』(1968)でカナダ総督文学賞を受賞。以降、78年Who Do You Think You Are?および86年『愛の深まり』で、計三度の総督文学賞受賞を果たした。98年の『善き女の愛』でギラー賞と翌年の全米批評家協会賞を、2004年の『ジュリエット』で再びギラー賞を受賞したほか、多数の受賞歴を誇り、短篇小説の女王と称される。09年国際ブッカー賞を、13ノーベル文学賞を受賞。24年5月没 マンロー,アリス(マンロー,アリス)
1931年カナダ、オンタリオ州生まれ。図書館勤務と書店経営ののち発表した最初の短篇集『ピアノ・レッスン』(1968)でカナダ総督文学賞を受賞。以降、78年Who Do You Think You Are?および86年『愛の深まり』で、計三度の総督文学賞受賞を果たした。98年の『善き女の愛』でギラー賞と翌年の全米批評家協会賞を、2004年の『ジュリエット』で再びギラー賞を受賞したほか、多数の受賞歴を誇り、短篇小説の女王と称される。09年国際ブッカー賞を、13ノーベル文学賞を受賞。24年5月没 |
音楽家がふと手にした小説には、彼女自身の若き日が、ある少女の目を通じて綴られていた。ページをめくるにつれ、過去が思いもかけない景色を見せる―表題作「小説のように」ほか、孤独な女性と殺人犯と…(続く)
音楽家がふと手にした小説には、彼女自身の若き日が、ある少女の目を通じて綴られていた。ページをめくるにつれ、過去が思いもかけない景色を見せる―表題作「小説のように」ほか、孤独な女性と殺人犯との対話が震えるほどの余韻をもたらす「遊離基」など、長い人生に訪れる、あまりにも忘れがたい一瞬を捉えた十の物語。ノーベル文学賞に輝く短篇小説の女王、待望の初文庫化。