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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
野口 悠紀雄(ノグチ ユキオ)
1940年、東京に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。近著に『日本が先進国から脱落する日』(プレジデント社、岡倉天心賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 野口 悠紀雄(ノグチ ユキオ)
1940年、東京に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。近著に『日本が先進国から脱落する日』(プレジデント社、岡倉天心賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
アメリカと日本の国力の差は、縮まるどころか広がる一方だ。いまや一人当たりGDPでは2倍以上の差が開き、専門家の報酬はアメリカが7.5倍高いことも。国民の能力に差はないのに、国の豊かさとなると、なぜ雲泥の差が生じるのか?その理由は「世界各国から優秀な人材を受け入れ、能力を発揮できる機会を与えているかどうかだ」と著者は言う。実際、大手IT企業の創業者には移民や移民2世が多く、2011年以降にアメリカで創設された企業の3分の1は移民によるものだ。日本が豊かさを取り戻すためのヒントが満載の一冊。
もくじ情報:第1章 日米給与のあまりの格差;第2章 先端分野はアメリカが独占、日本の産業は古いまま;第3章 円安に安住して衰退した日本;第4章 春闘では解決できない。金融正常化が必要;第5章 アメリカの強さの源泉は「異質」の容認;第6章 強権化を進める中国;第7章 トランプはアメリカの強さを捨て去ろうとする