内容紹介：自由が放縦と混同され，共同体の崩壊が進行する中で，ルターからミルに至る７人の思想家の自由概念を分析しつつ，西欧近代における《自由の伝統》─宗教改革の伝統と共和主義の伝統─を再発見し，それを現代に生かそうと試みる．
もくじ情報：第１章　マルティン・ルターの自由概念；第２章　ジョン・カルヴァンの自由概念；第３章　ジョン・ミルトンの自由概念；第４章　トーマン・ホッブスの自由概念；第５章　ジョン・ロックの自由概念；第６章　ジャン・ジャック・ルソーの自由概念；第７章　ジョン・スチュワート・ミルの自由概念

古賀　敬太(コガ　ケイタ)
１９５２年福岡県に生まれる。１９８５年京都大学大学院法学研究科博士課程修了。現在大阪国際大学教授、法学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）