内容紹介：社会生活の基本法としての保険契約法の根本要素の理解、実務への応用力の習得を目指し、ドイツ保険契約法の大家により執筆された体系書が、民法学者の監訳によりついに翻訳実現。債務法との関連性を踏まえたドイツ保険契約法の全体像を理解するための最良の書であり、現代化への貴重なメッセージを展開。
もくじ情報：序論；保険法の前提となる条件；法律、法理論および普通保険約款；保険契約関係の開始と終了；保険仲介人；保険契約者の保険料支払い義務；責務（オプリーゲンハイト）；保険者の給付：経済的リスクの引受；保険契約法６７条による保険契約者の損害賠償請求権の移転；生命保険の特徴；疾病保険の特徴；責任保険の特徴

藤岡　康宏(フジオカ　ヤスヒロ)
法学博士。早稲田大学法学学術院・大学院法務研究科教授